「カーポートを付けたいけど、うちの敷地は変形してるからねえ。」
「運転が下手だからカーポートの柱がこんなところにあると邪魔で心配だからカーポートは諦めるわ。」
とはいえやっぱり欲しい。と思ったら一度 三協アルミ「UスタイルⅡ」を検討してみてはいかがでしょうか。
※現在はさらに進化した「UスタイルAZEST」が登場しています。
Uスタイルの特徴
通常のカーポートですと、例えば２台用ですと下記のような形状をしています。
これらは組み立て式ですが、屋根の位置、柱の位置などが一定の基準の位置にしかつけることができません。
設計の自由度が高い
Uスタイルは柱の位置や梁の長さをかなり広い範囲で設置することができ、邪魔なところに柱が来ないすることが出来る敷地対応力抜群のカーポートです。
また屋根が１台分ずつに分かれているものを設置して行きますので必要なところにだけ屋根をかけることができるのもうれしいです。
メーカーさんは「ユニバーサル・エントランス・システム」と銘打っております。
・フレーム（柱・梁）のサイズ展開
・屋根のサイズ展開
これらのフレームと屋根を自由に組み合わせてカーポートを作れます。
またフレームの上に屋根を乗せる梁置き型、梁から屋根を吊下げる吊下げ型から選択できます。これらは見た目の違いで選ぶこともできますが、建物がカーポートの近くに来る際などにどちらを選択することによって問題が解決できたりします。（詳しくは割愛します。）
ケース事例
前面道路が狭いなどの車が止めづらい場合。
通常のカーポートは屋根の先端から1.1ｍくらいのところに柱がきます。
Uスタイルなら標準でも柱は約1.5ｍくらいまでは柱を下げることが出来ます。
また片寄納まり、両端納まりといった屋根やフレームに補強が入った仕様もありますので、
それを利用すれば最大で柱を屋根の真ん中まで下げることが出来ます。
屋根が5.2ｍだとすると柱は屋根の先端から2.6ｍまで下げることできます。
片寄納まり・・・前面道路が狭い場合に車が止めやすくなる。
後方支持(柱が後だけ）のカーポートもありますが、新築ではなく後から付ける場合は1ｍ×２ｍ近くの基礎を作らなければならず、工事が大規模になる（工期がかかる）。コンクリートが大きくツギハギのようになり見た目が悪い。 割高になる。
というデメリットがあるので、Ｕスタイルではそのあたりにメリットが出ます。
フレームを斜めに設置・・・片側だけ柱が邪魔な場合に便利。梁置き式 屋根はフラット型
フレームは広めに、屋根は少なくていい場合
全面に屋根が来てしまうと圧迫感があって嫌だ。でも柱があると邪魔だなあ。
フレームだけを長くして設置することが可能です。
全面のフレームだけを長く設置し、入りやすく後ろのフレームは短く設置。吊下げ式、屋根はアール型
全面はゲートのように恰好良くなり、後ろはフレームがあると玄関から見たときに圧迫感がでるので、短くすることで、すっきりしたデザインになっています。
同じく長いフレームにこちらは屋根を２枚設置した場合。梁置き式 フラット屋根。オプションで木目調のカバーがつけてあります。
こちらもゲートのようにアプローチ部分までを長い目のフレーム、後ろは屋根サイズで終わってすっきりさせています。ポストなども三協アルミの商品を使って一体感のあるデザインになっています。
なんせ広いのがいい。
Ｕスタイルは中間に柱なしで１０ｍまでフレームを飛ばすことが出来ます。
１台分が約2.5ｍとやや狭くはなりますが、４台分屋根をかけることが可能です。
１０ｍフレームを使い４台設置 奥行が5.2（5.1）ｍまでは片側の柱が２本で済みますが、5.9ｍの奥行になっていますので、片側柱３本仕様とおなります。 梁置き式 フラット屋根
この明るい屋根で１０ｍを中間柱なしでいける商品はＵスタイルのみとなります。同じく三協アルミにＭシェードという商品もありますが、Ｕスタイルは柱の内側間で９９１８ｍｍ、Ｍシェードは柱内側で９５６０ｍｍとなりますので、実質的にはＵスタイルのみ１０ｍといっても良いと思います。
Ｌの字で納めたい
Ｌの字連結が出来るカーポートはありそうで実はなかなかありません。
ＵスタイルはＬの字型でも連結ができます。ほかのカーポートは実はカーポート自体が斜めに勾配がついているので連結は出来ないようになっているものがほとんどです。
Ｌ字納まり 梁置き式 フラット屋根
Ｌ字の後ろにもう一台分連結することも可能です。片支持フレームを使えば前面に柱を立てずに施工をすることも可能です。
その他
オプションで側面にパネルを付けて雨風をさらに防いだり、ちょっとしたお隣との目隠し代わりにも利用できます。
また照明や竿掛けなどもオプションで付けらます。
もう一つ特徴的なのが柱が他の一般商品よりも薄いです。通常の商品ですと２台用の柱は１４ｃｍ～１６ｃｍくらいありますが、Ｕスタイルは7.5ｃｍと薄いので（但し、８ｍのフレームまで）２台ギリギリ止めれるかなあ？という方にも有利に働くのではないでしょうか。
フレームのカットや屋根の幅カット・奥行のカットも職人さんは自在にやってくれますので、かなりお好みに屋根をかけることができると思います。
屋根自体を斜めにカットすることにはあまり優秀ではないので、そこだけは気にしておく必要があるかもしれません。
最後に
かなり色んな事ができるＵスタイルⅡを紹介しましたが、やっぱり気になるのはお値段ですね。
地域差が結構あったりしますので一概には言えませんが、感覚的には２台用で工事費込みで５０～７０万、３台用だと８０万～１００万くらいはかかってくる感じだと思います。
きわめて優れたカーポートだと思いますので、敷地などで悩んでいる方はオススメなカーポートです。
同じような機能もある、少しお値打ちなカーポート
よろしければこちらもオススメです。
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