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光化学スモッグってよく聞くけど一体なんなの?わかりやすく解説

健康・ダイエット
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子供のころに光化学スモッグで今日はプール中止です。なんてことがたまにありました。

光化学スモッグってよく聞きますが、体に悪いよーっていうこと以外あまり知らなかったのでちょっと調べて見ました。

光化学スモッグとは

光化学とは光科学反応の事で、太陽の光に反応して化学反応を起こすこと。

スモッグとは英語でSMOGと表記されSMOKE(煙)+FOG(霧)の混成語となります。

工場や自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸化物炭化水素が太陽の光から出る紫外線と反応をして光化学オキシダントという有害物質になりそれが空気中に蔓延することで光化学スモッグが出ている状態になります。

発生しやすい時期は5月から9月で発生しやすい条件は

  • 晴天またくもり(雨の日は発生しない)
  • 25℃以上の高気温
  • 風が弱い
  • 日射が強い場合

 

窒素酸化物・・・物が高い温度で燃えたときに空気中の窒素と酸素が結びついた物質で一酸化窒素や二酸化窒素呼ばれるものの総称。

一酸化窒素は大気汚染物質という側面と血流を拡張させる作用があり心臓病や発毛剤、バイアグラなどにも、その作用が使われているとの事です。

二酸化窒素は一酸化窒素が酸素に触れると二酸化窒素に変化します。二酸化窒素が高濃度になるとのどや気管なの呼吸を痛めてしまいます。

炭化水素・・・炭素と水素の化合物。なんかこれだけ聞くとあまり悪そうに聞こえませんが、プラスチックや塗料の原料になっているそうなので、そう聞くとちょっと悪さが姿を現します。種類が結構ありましてここでは割愛しますがメタンなど有名です。メタン以外の炭化水素が光化学オキシダントに変化をします。

光化学オキシダント・・・光科学反応によって発生したオゾンなどの酸化性物質の総称。酸化性物質=オキシダント

オゾン・・・酸素の化合物O3。脱臭・除菌・消臭などの効果があり、オゾン層と言えば地球を温暖化から守ってくれているいいイメージが強いですね。但し高濃度になると人体に悪影響を与えてしまう。独特の不快な匂いがする。

人体への影響は?

目やのど。呼吸気管等に悪影響がでます。

  • のどの痛み・イガイガ感が出る。せき
  • 息苦しさを感じる。ひどい場合は呼吸困難になる。
  • 皮膚の発赤(はっせき)
  • 手足のしびれ(重症例)

その他重症化すると吐き気・めまい・嘔吐する場合も。

アレルギーや喘息を持っている場合は悪化する場合が特に注意が必要です。

特に気を付けたい人

赤ちゃんや子供

高齢の方

気管支ぜんそくなどの症状のある方

病気で弱っている方

 

予防や対処

予防

注意報発令されたら速やかに室内入る

窓やカーテンを閉めて外出を控える

市販のマスクでは対応できない。

 

こんなにごついマスクならいいそう・・・

ここまでして外に出ないといけない人以外は素直に室内に入ったほうがよいですね。

 

 

対策

注意報発令時に外出しており、上記したような症状が出た場合はお家に帰ってよく洗顔・洗眼をしたり、体をシャワー等で洗い流す。

空気がきれいな状態でしばらく経つと症状が治ってきます。

ひどい場合は酸素吸入が必要な場合もあるので病院に行ったほうがよいようです。

まとめ

最近ではPM2.5の方が心配ですが、光化学スモッグもまだ健在なようなので、これからの時期もしも注意報や警報が出れば速やかに対策をするとよいですね。

特に小さなお子様がお見えの方。アレルギー・喘息の方は注意をして情報得たいところです。

気象庁のホームページや各自治体のホームページなどで見る事ができます。

また地域によっては防災スピーカーで教えてくれるところもあると思いますのでチェックしましょう。

光化学スモッグの話でした。

 

 

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