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お庭の目隠しフェンスの高さの選び方。目線とどこからどこを隠したいのか。基準と設計例。

住まい
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苦労して購入をしたマイホーム。

お庭で子どもを遊ばせたい。バーベキューがしたい。

でも周りからの視線があって落ち着かない。目隠しがしたい。

あるいは、家の中にいても視線が気になってカーテンも開けれない。

 

プライバシーをある程度確保できる空間を作る方法と考え方を解説出来ればと思います。

 

目隠しをしたい範囲と高さの考え方。

1、目隠しの範囲を決める

費用をいくらでもかけられるなら家の周りをぐるっと目隠しができますが、なるべくコストは抑えたいところです。

まずは自分が普段よくいる場所、または活動したい場所を考えます。

そこから見渡してして他人からの目線が気になる(気になりそうな)場所を探しましょう。

全部じゃないとダメそうという方は全部のエリアで、ポイントが目隠しできれば意外と大丈夫そうと言う方はそのポイントを中心に目隠しを考えましょう。

2、高さを決める

どこから見てどこが見えないようにするのかを決めます。

道路の高さを0としてお庭の高さが+50cmの敷地があるとするなら、道路の高さから1.8mの高さの目隠しを付ければ道路からお家の中は見えません。

Aさんは中を見る事ができません。(全て、身長170cmくらいの人想定です。)

Bさんは50cm高いところにいるので庭を基準に考えると1.3mの目隠しがあるような状態なので塀に近づけば道路側見えてしまいます。

Cさんはお家の中、さらに50cm高い1mの高さにいますが、距離が長いのでAさんが見えないんですね。

説明が上手くなくて伝わりづらいかもしれませんが、自分の目線の高さから直線上に目隠しがあれば見えない。それよりも低ければ見えてしまいます。

一度実際にその場所に立って、そこから見たときにどんな見え方になっているのかを確認されると良いと思います。

また自分が見られたくないのか、もしくは自分が見たくないのかにもよって必要な目隠しの高さは違ってきますのそのあたりも一度考えられるとよいかもしれません。

 

目隠しの設計例

1、植栽を使ってポイントで隠す

この場合は窓の前に植物を植えてある程度の視線を隠すような設計になります。ちなみこれは地面から50cmブロックが積まれていて、フェンス自体は1mのものなので大人の男性なら中は見ようと思うと見えてしまいます。

そこで窓を重なる部分に植木を植えて視線を遮る感じにしてあります。あくまで家の中に居るときに視線を遮りたいという方向けです。

 

2、とにかく高くして隠す

でっかいスクリーンで隠しちゃう。こちらはLIXILのプラスGという商品で今は幅3m、高さがなんと2.4mもある目隠しです。図面ではわかりにくいですが、パネルはすりガラスのような感じのポリカーボネート素材を使っているので暗くなったりすることはありません。

高さが2.4mもあれば道路からでも、家の中から外へ向かってもほぼ見える事はありません。どうしてもしっかり高くまで目隠しをしたい場合やなんかはこのようなかなり背の高いスクリーンがオススメです。

ポイントを決めて目隠しをしましょう

あまりにしっかりと塀などで目隠しをしてしまいますと、要塞のようになって見た目は恰好よくなるかもしれませんが、防犯面でかえって危なくなってしまうケースもあります。

防犯カメラを設置したり、SECOMなどのセキュリティ会社と契約をする等対策をしないといけなくなります。

そこまで大げさにしない場合でしたら、ポイントを絞って目隠しをすると良いでしょう。

また完全にブロックや擁壁、フェンスだけ目隠しをするのではなく植物など自然素材も織り交ぜながら、ほどよく目隠しをしていくと居心地のよい空間ができるかと思います。

みなさんも目隠しをする際には範囲や高さを考えながらされるとよいかと思います。

 

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