最近映像頼りで文章と過ごすことが少なくなってきているのでちょっと文字に対する愛情の確認の雑記です。
文章に魅力を感じる理由
当然ですが文章は読まなければ何も伝えてくれません。対価を払って本を買いそして自ら読むという非常に能動的な作業が多いです。
最初のこの行動により期待値が高まります。(それだけにがっかりすることも少なくはありませんが。)
そしてその文章が例えば情景が非常に詳細にそして魅力的に描かれているとそれだけでもうこの上ない幸福感が訪れます。
きっと想像力を膨らませてくれるような文章が好きなのだと思います。
特にフィクション・ノンフィクションにかかわらず小説が好きなので小説についてもう少し書いていきます。
例えば主人公、コーヒーが好きでジャズが好き。背は178cmでアルマーニのスーツを着こなし様になる男。そして週に2回ジムに通っているなんて情報があるとそこからどんなイメージの男性でビジュアルはこんな感じ。自分の周りでいくとあんな感じの人かな?芸能人だとこんな感じの人だろうかな。
とどんどんと想像力が膨らんでいきます。
古いレンガの壁にジャズが流れる喫茶店になんてフレーズがあっても情景が思い浮かんできます。
自分で物語を作っていくわけではありませんが、そこに描かれるビジュアルというのは完全に自分のオリジナルになるんですよね。
ですので、同じ小説を読んだとしても主人公の名前は同じで行動は一緒だったとしても読んだ人それぞれの主人公像があり喫茶店のイメージがあり、それって映像では得る事の出来ない感覚なんですよね。
よく原作があってドラマ化したりする際に主人公がイメージが違うとブーイングがあったりするのもこの人ひとりの主人公像があって、それが壊されたりすのから起こる事だと思います。
年を重ねて行くと自分が体験したこと、行ったことのある風景も多くなり一つの文章から受けとりそれを自分の脳内で映像化する選択肢も増えてきます。
すると昔読んだ小説でも映像が書き換えられ、また感じ方にも差が出ますし、読み切れていなかった主人公の感情に気づくことだってあります。
よって本を読み返すという作業もまた面白く感じてしまうんですよね。
残念ながら僕が昔からため込んできた本たちは結婚時にブックオフさんに引き取られ数千円に代わってしまいましたが・・・・
本を読まなくなってしまった。
20代から30代前半まではそれでも小説は減ってきたましたが、結構な量を読んできたんですが30代後半から本当に読まなくなってきてしまっています。
本を読まなくなった言い訳たち
- 仕事が忙しくなったから
- 子どもが出来て時間ができないから
- スマホを見る時間が長くなったから
- 40代のカスミ目・・・
- 魅力的な本を探そうとしていない(情報不足)
- テレビやビデオが溜まっている
- 読みだすと途中で止められない。徹夜してしまう。
- 本を読んでも感動が薄れている。
まあ数え上げればきりがないんですが、読めないんではなくて読まなくなったというので正解だと思います。
映像は楽しくて楽なんですよね。ドラマや映画なら1時間から2時間半で一旦終われますし脳みそをそんなに使わずにすむのでそちらに今は完全に流れてしまっていますね。
時代や年齢と言ってしまえばそれまでなんでしょうが、やっぱりちょっと物足りない感じはしています。
月に2冊は買って読む
ちょっとこれでは寂しいという事で月に2冊本を買って読もうかと思います。
多すぎても疲れるでしょうし長続きしない可能性もあります。
月2冊ならなんとか時間が作れると思います。
本来なら本屋さんに行って自分の好きそうな本を探してやりたいところですが、時間の使い方が下手なのか今はそれが少し難しいので、
ちょっとKindleさんにでもお世話になろうかと思っています。
これを買えば付かないと勿体ないとい意識も働くかと思いますし、本を読んで行けばまた自分の文章力も上がって行くと思いますので、来年の目標にはなってしまいすが年間12冊の本(小説)を読むという目標を立てます。
今日から11月になりました。今年もあと2か月です。
来年を見据えつつまた明日から頑張っていこうと思います。
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