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仕事の指示は具体的に出すべきである。意識高くとか考える力を養うとか抽象的なことは言わない。

具体的な指示ビジネス
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仕事の指示を出す時に出来るだけ的確に具体的に指示を出すようにしていますか?

間違っても意識をもっと高く持ってください。とか、考える力を養いなさい。

とか意識高い系の人が言うようなセリフを言っていませんか?

出来る人はもうすでにやっていますし、出来ないからこそ具体的な指示が大切です。

 

いい指示・悪い指示

実際にあった例をあげてみたいと思います。

月末に売上予定や受注予定が当月分のまま残っていて次月にずれていない。

次月に向けて各個人の予定は早く次月にずらして次月に向けての活動をして欲しい。

そしてもう少し次月にずれないように考えて行動をして欲しい。

こういった思いがある場合を考えてみたいと思います。

やっちゃいそうなダメな例

「毎月毎月、なんで月末に予定が残ってるの?そろそろちゃんと考えてやってよ。」

「お前は意識が低すぎる、もっと高い意識を持って行動してくれ。」

「契約も売り上げもいつ終わるのか考えればわかるでしょ?もっと考えて行動しようよ。」

 

よくあるお叱りの言葉です。

 

高い意識?なに?

もっと考えて?なにをどうすればいいの?

 

指摘する人間はきちっと自分は指導をしていると思い込んでしますが、今までそれが出来ていない人が出来るようにするにはどうすればいいのか?

自分で考えて行動しろ。

と具体的なアドバイスを一切行っていない。

抽象的な自己満足の指摘にすぎません。

 

上司や社長に対して「私はちゃんとするように指導しているんですけどね?」

と言う為に言ってるんじゃないの?

とさえ勘ぐってしまいます。

 

ちゃんと具体的にいいましょうよ。

出来ていないのなら、日にちを区切って毎週月曜日の16時から予定をちゃんと見直して修正して、僕に報告してください。メールしてください。

そうすれば僕が今月できるかどうかの判断をします。

それで予定日に指摘が入ったら修正してください。

 

それくらいのアドバイスやルールを作ってもいいのでは?

と思います。

自分は楽をして「意識を高く。考える力。」ではなかなか変化なんて訪れません。

 

考える力を育てるよりも先にルール・仕組化をしてしまってそこから出来ない理由を原因を洗い出して修正してあげる事こそが上司である人間の務めだと思います。

みんな同じではないからルール可

会社の目標や方向性についてはある程度は従業員に理解・共感してもらう必要があります。

しかしながら皆が同じ意識で、考え成長して行きたいとは必ずしも思っていません。

そこで働く理由は人それぞれであって、成長度合いも能力値も個人差があります。

学習塾ではないので能力ごとに個別指導!なんて事もやってられません。

 

しかし、ある程度会話が出来て勉強もまあ最低限出来る人ならルール化・仕組化がしてあればある程度の事はきちんとこなしてくれるはずです。

 

もちろんそのようなルール化や仕組みで縛られたくない人間は別の道をまた探せばいいと思います。

しかし会社の従業員がなかなか成長しない。今一つ想像力にかける、ポテンシャルが・・・

と思っている管理者の方は手数はなるべく増えない、作業量は今のままという前提条件の下でルールを明確化する、具体的な指示をする。

といった事に取り組めば今まで出来ていなかった従業員もやる事をやり、社内の全体の仕事もスムーズに行くのではないかと思います。

自主性も大切ですが、具体的な指示も頭に入れて活動をしていきたいところです。

 

 

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