仕事を辞めたい。
そう思った時にまずは誰に言うか。
ぱっと思いつく限りですと直属の上司にまずは報告するというのが一般的な感じがします。
もしくはその直属の上司と折り合いが悪いとか、その上司が原因で辞めたいとなっている場合ですとそのもう1つ上の上司に報告する。
そんなイメージを持っている方が多いと思います。
そんな感じで軽く引き留められたりしながら最終的には合意に至って退職する。
そんな流れで退職は進んでいきます。
退職はいつからできるのか?いつまでに言うべきなの?
退職をしたいと思った場合に、
「明日辞めます。」
というわけにはなかなか行かないと思います。
法律的にはどれくらい前に言えばいいの?
派遣や有期雇用でない場合(期間の定めのない雇用契約)
民法で
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
という決まりがあります。
会社の就業規則に1か月前に、2か月前まで申し入れをしなさいと書いてあったとしても基本的には民法が優先しますので最短では2週間あれば退職できます。
一方有期雇用契約である場合
例えば2019年4月1日~2020年3月31日までの雇用契約だった場合。
この場合は辞める事によって雇っている会社側に損害が出る場合は賠償責任を負う可能性があります。
退職しづらい雰囲気や場合の対処
最近ちょっと気になっているサービスがあります。
ネット上の広告で見かけたりツイッターなどでも定期的に話題に上がっている退職代行サービス。
とにかく辞めたいとなったときに辞めさてもらえない。
パワハラを受けている中で精神的にまいっていまいとてもではないけども言い出せない。
自分が止めると周囲の人に迷惑がかかるのではないかと辞められない。
一昔前のおじさん達ですと、
「はあ?辞めるのに代行って?これだから今時の・・・・」
なんて言いそうな人多そうです。
「辞めるなら自分であいさつに来てしかるべき!」
みたいな事も言いそうです。
実際にこんな話題になると自分の周りの年配者はこんな感じの事を言っています。
社会自体ががさつなものや厳しいもの、コトを出来るだけ排除していこうとしている世の中です。
働き方を改革しよう。有休を義務化しよう。パワハラをしたら罰則を強化しよう。
そんな事を進めている中で時代錯誤のパワハラ上司は後を絶たないのもまた事実です。
ひどい話もよく聞きますし、長時間働かないと仕事が回らないと思い込んでいる人たちも多くいますし、実際システム的に長時間やらないといけない業種もあります。
人を増やすと人件費だけではない経費も余計にかかってしまう。
新しい人材を雇うと育てることにコストがかかってしまう。
そんな事で優秀な人材や、ある程度育った人材を手放すことは企業にとってはマイナス面が多いです。
そんな事情でなかなか辞めさせてくれないとか、脅しのような事を言われるケースも少なくないようです。
ならば退職代行を使うというのも立派な一つの手段です。
プロのスポーツ選手が代理人を立てて交渉するように退職希望者も代理人を立て交渉するの事も今後は普通の事になってくる可能性だってあります。
もちろん費用をかけずにそのまま退職できることが普通の社会だとは思いますが。
それでも、どうしても退職代行をお願いしたい場合。
一体どの退職代行業者に頼めばいいのか?
困りますね。
そんな時には弁護士の方がやっている退職代行に頼むのが確実で安心です。
民間の退職代行業者も増えてきている一方で、強引に退職をして退職後トラブルが起きたり、退職した会社から損害賠償請求を起こされるケースもあるようです。
弁護士が直接退職代行の交渉を行えばそういった余計なトラブルに巻き込まれることもありません。
しっかりと交渉をしてきちと退社ができる弁護士が行う退職代行に頼みましょう。
退職代行に違和感を感じても。
やっぱり自分で直接言いたいけど・・・
って迷われている方もおみえだと思います。
また退職代行を使った事によって会社の同僚に変な風に思われないだろうか?
といった心配もあったりします。
しかし、もうそんなに会う事もなくなるであろう同僚や上司、部下だっているかもしれませんが、その人たちの事を気にすることなんて全然ありません。
しかもそんなにあなた事についてずっと長く話すことだってないんです。
せいぜい一か月もすれば話題にすら上がらなくなると思います。
もしも退職をしたいけど、迷っている方や言い出せずに困っている方は、
退職代行に話をしてみるといいですね。
一度の人生ですので自分自身でよりよいと思える選択をしていくことが幸せへの第一歩です。
退職はネガティブなことではなく明るい未来の為にポジティブなものです。
前向きにとらえるとよいと思います。
弁護士まではちょっと。と思った方は
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