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部下の育成と指導。やる気を出してもらえるコミュニケーションの取り方は?

ビジネス
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会社員で40歳も過ぎると部下ができたりします。

僕はあまり叱るのが好きではないので、部下が失敗した、ミスをした際などは、なるべく相手の理解を得られるよう注意をするようにしています。で、週に一回は何かをほめる。二か月に1回くらいはカミナリを落とす。そんな感じで部下と接しています。

ちょっと調子の乗ってなめた発言をしたり言ったことを予定通りにやらなかったりと何かと苦労することも多々ありますが、部下の育成は上司の仕事ですので抑えるべきポイントを書いていきたいと思います。

 

やる気を出させるには

毎日作業ばかりさせて、責任ある仕事を任せないとなると部下も自分は雑用ばかりで何も認めてもらっていないと考えるようになります。

ある程度失敗してもいいと伝え、フォローをしながらやらせてみる。期待していることをきちんと伝える。トライ&エラーでその都度失敗したら原因を追究し次は同じ失敗をしないよう促す。上司は部下の行動の結果に責任を持ち自由にやらせてみるという覚悟が必要です。

そして部下の成功にはきちんとほめることが大切です。

周囲から認められること、そして自分の成功体験が部下のやる気を出させることに一役買うでしょう。

自分で考えろ、そんなことも分からないのか?は、ご法度

自分で考えない。やれと言われたことをただやる。気を使って欲しい場面で気が付かかない。叱る。で受動的に仕事をする。

まあ正直イライラしますよね。「自分で考えて自発的にやってくれよ。」「お前はもう1年も会社にいるのにそんな事もわからないのか!」

ついつい言ってしまいたい気持ちになります。しかしできないから部下であってきちんと考えれるだけの経験値がありません。どうしたらいいのかわかっていないから出来ないと考えてあるべきかもしれません。

この場合はどうしたらいいか、どういう考えを持って行動したらいいのかは経験と知識がなければ生まれない事が多いと思います。

よって多くの経験を部下にはさせるべきであるし、同行や共同作業をすることによって経験を共有し、ケース毎の対応策をしっかりと教えることが大切です。

経験するだけで振り返りをしない事は成長につながらないので、上記したように失敗した時の原因究明、上手くいった時の要因は何だったのかをきちんと認識させることが必要です。

自分の問題はどこにあるのかを認識させる。

部下も一生懸命働き、日々の業務の追われ、自分が今何の仕事をして会社の中でどのような期待をされているのかをしっかりと認識することを忘れてしまっている。これもよくあることだと思います。自分の立ち位置がわからないまま仕事をしているとモチベーションも下がってしまいます。

ですから、君にはこういう事をやって欲しくて、それは会社にとってはこのように役に立っている。だからこうのような働きを期待している。と分かり易く部下の立場を示してあげることも大切です。

その中で今君に足りないスキルはこれだよ。ここをもう少し改善すれば君はもっと伸びるし、会社の中で役に立つステージまであがれるのだと説明をしてあげましょう。

面倒くさいからやりたくないというのは問題外ですが、うすうす自分で何かが足りなくて仕事がうまくいっていないという認識があってもそれが何なのか。自分の中で明確な答えというのは分かっていない事が多いものです。

上司の立場からは何か物足りない。もっとこうしてくれたいいのに。と思う事は多々あるでしょう。そんなときにははっきりと問題点を指摘してあげましょう。怒るのではなくきちんと説明をし理解をしてもらいたいところです。

そして改善するためのアドバイスをできるだけの力量が上司には必要となります。

やっぱりコミュニケーションが一番大事。

馴れ合いになったり、友達みたいに部下とつきあう必要はありませんが、やはり普段からのコミュニケーションが一番大事ですね。普通にくだらないことを話したり、休日になにをしているか話をしたり、たまには飲みに行ったり、食事をしたり。

会社だけの付合いしかしたくない部下、上司もいるでしょうからプライベートな時間を確保したい、仕事は仕事で割り切っているのならそれはそれですが、多くのコミュニケーションをとり信頼関係を築く事が一番大切です。

この上司は信用ならない。俺にばっかり仕事を押しつけて自分は何もしない。もしくはいいところばっかり上司が取りやがって。俺だってもっとできるのに。

と思われてしまっては上手くいくものもいきません。上司にも自分の立場もありますから、着飾ることなく、

「今自分はこんな案件をかかえていてそれで手一杯だから今は君に負担をかけるけど、今月は頼むよ。」

「部長からお前の成績を今月は2倍上げろと言われているからちょっと余分に成績あがる物件をやらせてもらうよ。」

など一言自分の今の会社内での立場を話して理解してもらうだけでも部下との信頼関係はできていくと思います。

そして信頼できる上司のいう事は信用してついていこうと部下もおもいますので、コミュニケーションはしっかり図っていきたいところです。

 

最後に

上司も人間ですし、さらに上からいろいろ言われ、プレッシャーをかけられ、部下にいろいろと言いたくなりますが、部下に立場があり、プライドがあり頑張っているという事を再度認識し、的確に指導・アドバイスする上司のスキルというのもまた必要になってきます。

部下を叱ったりする前に一度自分の育てる力を見直すこともまた大切ではないでしょうか。

 

 

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