チラシでの集客、現状と課題
チラシでの集客は本当に難しいと言うか奥が深いです。
同じチラシを5万部ずつ2つのエリアに打っていて、片や都市部にもう片方は都市部から少し離れたエリアで打つ。
すると都市部で打った広告チラシの反響はほぼ無し。もう一方は10件程度の問合せが来ると言った結果になります。何度か打っても大体同じような結果となっています。
扱っている商品が30万円くらいからという住宅関連になるので一回打ってそんなに大量の反応はありませんが、チラシの反響率というのは0.01%~0.3%程度と言われおりますので5万部で10件の問合せだと0.02%なのでまあ良しとなろうかと思います。
しかし都市部では50,000部売って0から良くて3件くらいで0.01%切っているのであきらかに改善が必要となります。
現状では年に4回から6回打ってきたが不定期である事、テイストも少しづつ変更をしてしまっていることを考えると有名でない会社がそれだけしかチラシを打って来ていない、またテイストが統一していないチラシを打ってるという事は同じ会社で打ったチラシであるという認識すらないかもしれません。
チラシは集客をするという事と同時にブランディングをする意味合いでも統一感が必要です。ここの会社はこんなテイストの会社なんだな。と認識をしてもらう。それにはやはりある程度一定期間で集中してチラシを打たない事には認識をしてもらえません。
チラシを打つことのメリット
集客に関していうと最近ではwebで集客を図るという会社がおおいのでないでしょうか。物販等の会社はエリアは気にしなくてよいので大いにweb集客に力を入れるのは正解です。しかし工事を伴う地域密着の会社にもでは出来るだけエリアを絞り込み狭い範囲でシェアを上げることで利益率が上がります。営業軽費も節約出来ますし、クレームがあった際の対応もスピーディーに行えます。
何よりシェアを上げれば紹介にも繋がるでしょうし、認知度も上がります。
webでの集客はどうしても範囲が広がりやすいこと、対象の客層が年輩の方が多い場合にはwebを見る方が少なくなる確率も上がります。
その様なことを考えると折り込みチラシは範囲を絞り込めること、今は新聞を取っていなくても全戸配布もしてもらえるため、狙ったエリア、客層にダイレクトに情報を提供できる媒体であると言えます。
webに比べれば価格的には高いですがターゲティングする上ではチラシは充分なメリットを発揮します。
チラシ配布の計画を立てる
・市場規模を調べる。
・目標を立てる
リフォーム業などでいくと国土交通省や民間のシンクタンクなどで、7兆円~8兆円の市場規模があると言われています。7兆だと仮定して日本国民の数1億2700万で割ると国民一人あたりにつき年間5,800円程度をリフォームに費用を使う計算となります。賃貸比率や子供もいますので、上振れ下振れはあるでしょうが、概算をつかむには結構当てになる数字かと思います。
人口が10万人の商圏だとするならその商圏には100,000×5,800円=5億8千万円の市場となります。
そのエリア内で自社の売上が年間3000万あったとすると、
3000万円÷5億8000万円=0.0517
自分の商売するエリアで約5.2%のシェアがあるということになります。
5%あってもほんの一部の人たちにしか認知をされていないので、まずは10%を目指します。
10%となると興味がある人たちの10分の1が自社で商品を購入してくれる。工事をしてくれる事になります。
そこから紹介や近隣の方に広まるをますますシェアはあがります。
チラシを打つ際によく勘違いしてしまうのは認知度がないのに集客用にメニュー型のチラシを出してしまう事です。
どんな会社か分からないのに激安チラシを打つ。
あんまり信用できないですね。
まずはこんな会社でこういう事をやっていますよ。どこにお店がありますよ。こんな雰囲気ですよ。という認知度を高める。すなわちブランディングをする広告を打つことが大切です。
また同時に集客用のチラシを平行して打っていくのもいいかもしれません。
どれくらいの頻度でどのようなチラシを打てば反響率が高いのか。
それはやりながら修正を掛けて行くしか方法はないかと思います。
一度来月より月2回の折込広告を試して半年から1年程試しまた結果をお知らせできればと思います。
コメント