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転職すれば幸せになれるのか。退職までの話①

ビジネス
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ちょっと個人的な経験の話です。

僕が初めて転職したのは26歳の冬でした。

就職したのが今から20年程前、某大手ハウスメーカーでした。

入社当時は消費税増税の直後で、支店の売上も前年よりも落ち込みを見せている時期でした。

転職を決めたきっかけは

会社の先輩たちは営業マンという事もあってか、基本的にみないい人たちで優しく接してくれる人も多く期待に胸を膨らませやる気に満ちていたように思います。

来店少ない店舗に配属され最初の契約に至るまで結構な期間がかかりましたが、それでも徐々に契約が取れるようになってきました。そこからしばらくは何とか契約を取ったり取れなかったりを繰り返していました。

営業会社ですので月一回、支店の社員が全員集まり成績等発表や当月契約予定を発表していくのですが、今はそんな事はないと思いますがはっきり言って個人攻撃吊し上げ会議でした。

僕たちは入社してから年次も若く今月契約予定がありませんと言ってもまだ許されていましたが、4年目以降の社員は、

「ここから飛び降りろ!」

「来月契約が0件だったら自分の家を契約予定にしろ!」

とか、他にもここでは言えないくらいの言葉の暴力があり、また人によっては手を出される人もいたりして、今思うと狂気の沙汰だなと思います。今なら暴行事件で確実に訴訟になっているでしょうね。

そんなこともありながら、慣れと言うのは怖いもので正直そんな状況にどっぷりつかっているとそれが当たり前に感じてしまい、2年半が過ぎようとしていました。

人事異動があり店の店長が変わりました。

とても気さくで優しい人なのですが家に帰りたくないのか夜がとにかく遅い人で大体22時を超えると「さあ、やるか」と図面を考え出し、そこから午前2,3時まで仕事をするような生活が続きました。

店長は昼間は寝ていたり、どこにいるのか不明・・・。夜はバッチリと付き合わされる。

そんな生活を4か月ほどしていたら精神的に疲弊をしてしまい、そこでもうやめようと決意をしました。

会社に退職の意思を伝えたが。

そんな店長だったこともあり、店長にはその事は言わずもう一つ上の営業所長のところへ出向き退職の意思を伝えにいきました。

たいした成績も上げられずにいたのですんなり了承を得られると思っていたら意外にも「続けていたら良いことがあるし、俺がなんとかしてやる。」と暖かい言葉をもらい、その言葉を信じ部署を変わりしばらく平穏な日々が訪れるようになりました。

まあ比較的楽な部署でやりがいはあまり感じられませんでしたがそれなりに仕事をしていました。それからほどなく営業所長があっけなく転勤となり、また僕は営業に戻ることとなります。

限界を感じ、2度目の正直

営業に戻った僕は 分譲地販売の店へ配属となりました。分譲地は平日にお客様が見えることはまずありません。3か月間で土地を見に来たお客様は約5組ほど。店には営業マンが4人。僕はその時一番若く紹介ルートもなく、今度はお客様いない地獄へと陥ります。

2か月連続お店全員契約0という悲劇が起こり店長は怒涛の吊し上げを受け精神がおかしい感じになって行きます。

さらに別のお店の先輩は1週間誰とも連絡がつかないとか、精神を蝕まれていき辞めていく先輩達が数人。

この会社で一生やっていく覚悟もない僕はこの先の自分の未来は辞めて行く先輩の姿と重なり、今度こそはやっぱり辞めると決意をし、退職に至りました。

転職をして思ったこと。(まとめ)

27歳弱で退職をして、再就職も建築関係でしたが大手ハウスメーカー出身ということもあり、再就職はたまたま目に留まった会社1社目で内定をもらいすんなりと決まりました。

配属先の支店長はものすごく変な人で嫌な奴だと先輩方が言っていましたが僕からしたらものすごくいい人でした。

なんせ最初の会社がものすごかったので(笑)

給料は確かに下がりましたが、休みもきちんと休めるし心はかなり穏やかに過ごすこともでき、成績もそれなりにきっちりと上げることもでき転職をして心の底から良かったと思っています。

その後2年半ほどでまた転職をすることとなるのですが、またの機会にお話しできればと思います。


 

 

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