春が過ぎ少し暖かくなってきたと思ったら、一気に暖かくなり雑草たちも元気に伸びてきます。
雑草をそのままにしておくといろんな虫や、蚊にとっても恰好の住処にもなってしまいます。
雑草対策をお庭屋さんに頼むと費用も結構かかります。
どこまでDIYでできるのか。
雑草と長く付き合うのか対策をしてしまうのか。
そんなお話です。
雑草対策方法2つをご紹介
①除草剤を使う。(自分でやる。難易度 低)
・液体タイプ
液体タイプで有名なのがラウンドアップという商品です。
基本的には葉にかかるように掛けるだけ。2週間ほどをかけて根まで枯らしてくれます。
皆さん結構心配される方が多いですが安全性についてもしっかり説明があり安心できます。
散布してから2週間程度で枯れていきます。土が悪くならない反面、種子が残っているものは比較的早くまた生えてきます。
健康やお子様の心配される方にはオススメです。
但し、飛来してきた種子がまた雑草を生やしますので、ある程度まめに使用する必要があります。
・粉末タイプ
フマキラー カダン 除草王シリーズ オールキラー粒剤(2kg)【カダン】
粉末タイプも基本は掛けるだけ、雨の前くらいに散布するとよいと思います。
一度撒くとやはり1~2週間くらいで枯れて行きます。
効果が6か月持続と書かれていますが、やはり半年近くは雑草が生えてきません。
こちらはお庭で家庭菜園もしない、とにかく手っ取り早く長い期間楽をしたい方にオススメです。
我が家も娘が庭で遊ぶことも、作物を育てることもしなくなったので、毎年今時期くらいに粉末タイプの除草剤を使って枯らしています。
・番外
こちらは、安心・安全の塩分(塩化ナトリウム)からできている雑草抑制剤です。
生える前に、また草抜きをした後に撒くと3か月ほど効果があるそうです。
実際に僕は使用をしたことがないのですが、口コミは軒並み5分の4以上の評価がある商品ですのでご紹介しておきます。虫が嫌がる香料成分も入っているようです。(さすがアース製薬)
背丈5cm以下の草なら枯らしてくれます。
農薬ではない。でも農耕地にや植栽地帯は×との事ですので、使用上の注意はよく読んでお使いください。
②防草シート+砂利敷き(難易度 中)
最近は防草シートを敷いて、その上に砂利を敷いて雑草対策をするのがスタンダートとなってきていますね。
ザバーン 防草シート240Gグリーン(1m×30m) シート本体
防草シートもお値打ち品から、高級タイプまでどれを選べばいいの?どうやって施工すればいいの?とお思いの方も多いと思いますので、簡単に解説します。
1.防草シートの選び方。
基本的には不織布と書かれているものがオススメです。
黒くて編み込んであるブルーシートの黒いバージョンみたいなものは2~3年くらいでボロボロになりやすく劣化が早いので、オススメしません。
厚みはどれくらいがいいの? 0.4mm以上の厚みがあるものが良いです。雑草抑制や耐候性が高いものを選ぶと長持ちします。
幅が1m、2mとありますが、施工面積が広ければ2m幅が良いですが、最初は1m幅のものの方が施工がしやすいので1mのものでよいかと思います。
しっかりと透水性があるもの。
以上を基準に選んでみてください。
上記の商品は厚みは0.64mmのタイプとなります。
固定用のピンは鉄(メッキ処理)のコの字ピンでよいかと思います。
ザバーン 防草シート用 コ型止めピン150mmワッシャー各50個セット
プラスチック製のピンもありますが条件が良くないとしっかり刺さらないので鉄製のものの方が良いと思います。
2、下準備は?
ここからが結構大変です。
まずはお庭をしっかり平らに整地をしてください。
シートの上に砂利を5cmほどは敷きたいので、仕上がりの高さから5cm下がっている状態にして整地をします。
土の処分が必要な場合は、お近くの外構・エクステリア専門店、または土木屋さん。産業廃棄物処理業者等に相談されるのがよいかと思います。
なるべく土は出さない方向で計画が立てれそうなら立てるのがよいと思います。
雨水や汚水のマスがあって上げれない場合もあるかと思いますが、
樹脂雨水桝アジャスター A300X150 260101|樹脂 アジャスター 雨水マス 雨水ます 雨水桝 水廻り 水回り 住宅設備 住設 配管部材 排水管 排水 部品 排水部品 配管 部材 配管部品 配管用品0
器用な方はマスの蓋を取ってアジャスターを適当な高さに切って5cmほどの高さ上げに挑戦してもよいかもしれませんね。
3、防草シートを敷く
2人以上で作業ができるとだいぶ楽です。1m幅(2m)の防草シートを敷いて行きます。基準をなる場所をワッシャーをはめたピンで固定していきます。
ピンは曲がりやすいのであまり強くたたきすぎないようにしましょう。
重なる部分は最低10cmくらいを重ねてもらうと間からの雑草が生えてくることが少なくなります。
シート自体はハサミやカッターで簡単に切れますので隅などなるべく隙間が空かないように施工をしましょう。
4、砂利を撒く
砂利は最低5cmの厚みくらいで敷かないと下の防草シートがチラチラと見えてしまいます。
これも結構大変で、5cmの厚みで敷こうと思うと18Kg砂利で約5袋で1平方メートル分の砂利が必要となります。
4m×5mくらいのお庭ですと、20㎡で砂利100袋、1800Kg分の砂利を敷く計算となります。
この辺りは自分の作業量が費用に見あうか考えて作業されることをオススメします。
軽トラックですと最大積載が350kgですのでホームセンターなどに買いにいくなら5回往復することになります。
マツダの小さいトラックですと750kgで2~3往復必要となります。
その他 人工芝も効果あり?
雑草対策で人工芝を敷かれる方も増えてきました。
人工芝も見た目が良くなってきていて比較的人気が高い商品です。
但し、やはり注意しなければいけない点があります。
1、重たい。1m×10m程で約30kg近くの重量がある。
2、加工が難しい。マスなどの丸いところやステップや家の出っ張りや凹みに合わせカットす
るのは結構大変です。
3、水抜き用の穴が開いている為、単独使用ではそこから草が生えてくるケースがあります。
防草シートととの併用がオススメです。
4、価格が安いものは縫製が甘いのと、樹脂が高耐久のものではないので耐用年数が短く2
~3年で抜けたりしてきます。使用したい年数によって商品を選ばれるとよいと思います。
5、小石があったりしてするとそのままの感触がします。お子様を遊ばせようとするなら、
山砂など敷いて整地してから施工しなければなりません。
綺麗に見せようとするならかなり難易度は高めです。
また人工芝をジョイントするテープや接着剤なども売られていますが、ピンを金づちで打って固定する方法が一番簡単かと思います。
まとめ
除草剤は安全性やお庭の使い方によって適切なものを選ぶとよいと思います。
防草シートや砂利敷・人工芝は運搬や作業もが結構大変ですので、ご自分でやるのか、お庭の専門店でやるか、一度見積を取るなりして検討されるのが良いかと思います。
ちなみお庭の専門店に頼むと、
おおよそですが防草シート+川砂利敷で3m×6mくらいのお庭で6万円くらいならお値打ちかなと。
お庭へ行く通路が狭いと小運搬費用等別途かかってくると思います。
同じ大きさのお庭で7~10年くらいもつ人工芝+防草シートですと14~15万くらいが目安でしょうか。
放っておくと大変な雑草対策、早めに対策できるとよいですね。
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