4~5年前でしょうか。チャンピックスで禁煙をしたことがありました。比較的に楽に禁煙できたのですが、その後が悪かったんです。
口元が寂しいので雨やガムを噛み、酒をたくさん飲みご飯をいっぱい食べて・・・
なんと3か月で10kgも太ってしまいました。
その後すぐの結果健康診断にて、高血圧(145-95くらい)、高脂血症、その他もろもろの診断を受け、挙句の果てに高血圧が影響してかすぐに動悸が激しくなり、一種の精神不安状態になる始末。
精神不安はチャンピックス錠の影響だという方も見えますが、因果関係は不明です。
それでさすがにこの状態ではよくないと病院へ行き、軽めの抗不安薬セディール錠と、エパデールというお薬を頂きました。
その中のお薬。エパデール錠がいわゆるEPA(エイコサペント酸エチル)です。
結果エパデールを飲み始めてから1か月程度で血圧が130-80まで下がり、3か月程度で体重も7~8kgほど減量に成功というナイスな結果が訪れました。
条件としては薬を服用していた以外では
- 特に運動はしていません。
- お酒は少し減らしました。
- タバコ・・・禁煙6か月目にして断念。
3か月後からはエパデールを辞め(というか病院に行かなくなったので)市販のEPAサプリを飲むようになり5年近くたちますが、
血圧は130前半をキープ、毎年の健康診断にて血液の異常値はほぼ出ていません。(総コレステロール値がやや高めなのはナイショですが)
そんな優秀なEPAについて少し説明をしていきます。
EPAってなに?
EPA(イコサペント酸エチル)
さば・あじ・いわしなどの青魚に多く含まれるω(オメガ)3系脂肪酸のひとつで、体内でほとんど作ることができない「必須脂肪酸」の一種です。
血液を健康に保つ役割を果たしてくれます。
- 血液をサラサラにしてくれる。
- 動脈硬化を防いでくれる。
- 中性脂肪値を下げてくれる。
- 血管年齢を若く保ってくれる
- 心筋梗塞・脳梗塞を防いでくれる。
なかなかいいことづくめです。
悪いところはないのか?
適切な量を取らなければいけない。摂取しないほうがよい人がいる。
血液をサラサラにする成分が入っていますので、出血時になかなか血が止まらない等の症状を持っている方は使用を控えたほうが良いでしょう。
また血圧も下がりますので、低血圧の方にも向かないかもしれません。
過剰な摂取によっても上記症状が出る場合があるので、一気に大量に飲むことは避けサプリ等の説明書に書いてある通りの量を継続的に飲まないといけません。
※適正な摂取量
厚生労働省では、健康維持を目的とした基準の中で、EPAとDHAを合わせた1日の目標摂取量1gと推奨しています。
刺身でいうと2切れから5切れくらい食べれば1gの摂取ができます。
基本的には加熱調理をすると成分が溶け出してしまうので魚なら生で摂取するほうが良いです。
1日に3g以上を摂取すると下痢、吐き気、鼻血などの症状が起こる可能性がある。
EPAとDHAって何が違うの?
血液内の中性脂肪濃度・コレステロール値が高くなると血液がドロドロとしてきます。これを改善し、動脈硬化や高血圧症などの症状を予防するのに、EPAとDHAはどちらも有効なんです。
しかし効果に少し違いあって
DHAは、血管や赤血球の細胞膜をやわらかくして、血流を促します。
EPAは、高い血小板凝集抑制作用により血栓をつくらせないことで血流をよくします。
EPAは血液・血管に働きかけるのに対して、DHAは神経系にも働き掛けをします。脳や神経、網膜にも影響があり、記憶力がよくなる・目がよくなるといった効果も期待をされているのです。
EPAとDHAを同時に取ると血流と神経に働きかけ、アレルギーの抑制や精神を安定させる作用など効果の幅が広がりますの。
調べてみますとDHAはEPAから体内で作られる成分との事ですので、主にEPAをしっかり取っていけばDHAが不足になる心配はありませんね。
EPAとDHAを取りたいなと思ったら、EPAがメインで摂取できるサプリメントを探すのがいいですね。
毎日を血液サラサラで健康に生きていきたいです。
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