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差別化を図る、自社の優位性を示すのにはやっぱり数字が一番?オリジナリティ?

ビジネス
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会社に経営コンサルタントが入ったりするとと必ず言われることがあります。

 

他社と差別化を図りましょう。

 

自分の会社の強みってなんですか?

他社と比べて優位性のあるところを挙げてください。と言われます。

自分の会社の優位性を認識できている人はどれだけいるんでしょうか。

僕も昔会社にコンサルが入った時にこの自社の優位性、差別化出来る事、全く思い浮かばず苦笑した覚えがあります。

まずは会社でなくても自分に置き換えるとたくさん出てくるかもしれませんね。

自分の強みをわかりやすく人(顧客)に伝える

 

足が速い。勉強の成績がトップクラスだった。T大卒です。

分かりやすくていいですね。

一方、

僕はとても優しいです。私はものすごく気が利きます。

どうでしょう。ああ良い人なのかな。気が利くのかな。と思いこそすれそれを強みとして認知してもらう為には実績や証拠がないと少し厳しいですね。

接していて、ああこの人は本当に優しい人だな。ああこの人は気が利く人なんだな。と他人が改めて評価しないといけないポイントと言うのは初対面ではアピールポイントにはなりにくいですね。

時間がかかる=優位性・差別化としてパッと売りにするのは難しい。

優位性をわかりやすく表せるもの。それは数字

一番わかりやすいのは今までの実績・根拠ですね。

 

私は10,000人のオーディションの中から選ばれました。

今までに100社のコンサルをしました。

Twitterのフォロワー1万人います。

1日に100万円売り上げたことがあります。

 

軽く上げた例ですが、すべてに数字が入っていますよね。

やはり数字やデータはかなりの力を持ち優位性を示すのには一番わかりやすい道具となります。

 

また、よくあるのは、楽天〇週連続第1位!みたいなワード。

欲しいものがあってこの部門で1位ならそれ買っておいたら間違いない。

みたいな気にやっぱりなります。

 

多分優しさでも、もし日本優しさ選手権みたいなものがあって第1位になったとかがあったら優位性として認められるんでしょうね。

最近テレビでみやぞんさんをよく見かけますが、バカみたいに優しいというか、正直というか、ああいう風にテレビなんかでも人柄が分かればまた強みとなっていくんでしょうが、一般人の場合はなかなかそうは行きませんよね。

まずは数字で表せれるような自分(会社)の実績を探すのがよいかと思います。

まだ実績がない場合は何かわかりやすく数字で残せる実績をまず作る事が必要になってきます。

例えば建築リフォーム系の会社でしたらやっぱり施工した実績数が一番で大小あわせて月50件施工、年間600件、累積実績3万件なんて書かれていたらちょっと信用しやすいですね。

後はクチコミ、お客様の声、実績は少なくてもお客様の声が5~10件ほどあってかつお客様の画像やなんかがあるとさらに信頼感が増してきたりします。

意外とこの作業が少なかったりする業者が多かったりします。

実績が少ない会社なんかは手間を惜しまずにお客さんが笑顔でいる画像、リフォームのビフォーアフター、そしてお客様の感想を例えば3件あげて(もちろん満足頂いたお客さん)その他実績多数と書いておけばよさそうな会社であると他社との差別化が図れたりするわけです。

手間を惜しまない事も差別化につながります。

実績がない場合等、数字ではない解りやすい差別化とは

レッド・オーシャン、ブルー・オーシャン戦略と言われるようにブルー・オーシャン戦略に舵を切ることも立派な差別化です。

 

ブルー・オーシャン戦略とは

競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」とし、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」を切り開くべきだと説く。そのためには、自分の業界における一般的な機能のうち、何かを「減らす」「取り除く」、その上で特定の機能を「増やす」、あるいは新たに「付け加える」ことにより、それまでなかった企業と顧客の両方に対する価値を向上させる「バリューイノベーション」が必要だとしている。そのための具体的な分析ツールとして、「戦略キャンバス」などを提示している。

従来からよく知られているマイケル・ポーターの競争戦略が「事業が成功するためには低価格戦略か差別化(高付加価値)戦略のいずれかを選択する必要がある」としている一方、ブルー・オーシャン戦略では「「減らす」「取り除く」ことによる低コスト化と「増やす」「付け加える」ことによる顧客にとっての高付加価値は両立し得る」と主張している。

Wikipediaより引用

 

そうですね。差別化と言ってもなにも数字だけではありません。価格で差別化を図る、オリジナル商品で差別化を図る。

競合が手を出してない領域を探し出しそこへ踏み込んで行く戦略ですね。

戦略によってはいくつも差別化を図ることは可能です。

 

他にも一部経営者の間で人気のランチェスター経営戦略の中では弱者の戦略というの考え方があり弱者なりの差別化の図り方の方法があります。

例えば、強者が踏み込めないサービスの展開、ニッチな市場へ攻め込む。

大手が手がまわらない、しかしある程度市場が見込めるエリア限定で商売をする。地域戦略。

画一的ではないオリジナルの商品(サービス)を作る。商品戦略。

高級層に向けた商品・サービスを高級層に向けて売り込む。客層戦略。

そのエリアで、その商品を扱っているのはここだけ!というのは大きな優位性であり差別化というよりは唯一化という言葉があるかどうか知りませんが、一種の独占化を図ることができます。

客層も絞っていけば高級層にとってはワンランク上のサービスを受けられるのはあなたのような高級層だけ!というこれまた顧客にとっても優位性、特別感を生み出すことができるので、これも他社との差別化を図るにはよい戦略だと思います。

但し、客層の戦略だけは販売側にもそれだけの技量が必要とされるので若干難易度があがるかもしれません。

競合がひしめく業界に新しく参入していこうとした場合には実績や数字で勝つことは難しいですので、競合がいない場所、または競合他社が行っていないサービス・商品をアピールすることで数字・実績をうたわずに他社との差別化を図っていく事が可能になります。

 

まとめ

差別化を図る方法は実はいろいろありますが、

商品・地域・客層・実績・信頼感・安心感等々どこを主軸に置くかという事も大切ですし、どこも大切に考えないといけません。

実績がある会社はどんどんと実績をアピールしていけばよいと思いますし、

実績がまだない場合はとにかくニッチを探す、エリアを絞る、商品・サービスを特化する。

他にはないオリジナルの商品(エリア・客層の絞り込みをも含む)を作り上げる事が差別化を図ることになり新しい需要を喚起する事につながります。

他社との差別化、難しいようで意外と探し当てられれば簡単かもしれません。

一度差別化・優位性について考えてみると面白いかもしれませんね。

優位性が少ない場合は弱者の戦略という差別化も

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