頑張っているのに思ったように成果が出ない、要領が悪い人ってどこに行ってもいるものです。
みなさんはそんな人を見下したり、笑ってたりはしていませんか？
決めつけない
要領が悪かったり、同じ作業をものすごく時間を掛けてしか出来ない人。
そんな人を見て優越感に浸ったり、クスクス笑ったりしている人。
性格が悪いというよりはその人もまたコンプレックスを抱いていたりして、自分より下の人間がいると安心感を抱くのかもしれません。
あまり趣味は宜しくないなとは思いますが集団でその事を攻撃するとかではなく黙って心の中で思っておくだけならまだいいかもしれません。
たまたまそれが自分に優位性があっただけで人を笑っても何も楽しい事はありません。
もがき苦しみ成長をしていく人間に対してあざ笑うような事は決してあってならないと思います。
会社の都合で会社の判断でその人が会社に見合う力量がない。今後が見込めない。思っていたスキルが備わっていない。即戦力として見込んだが少し見込み違いだった場合などに会社がその人に退場してもらうのは構わないと思っています。
あざ笑うのでは無く、正当な評価の元の要不要というのは致し方ありません。
しかしながら同僚であったり、部下であったり、上司であったり少し出来ない、要領が悪い事で人を決めつけてしまうのはあまりに早計ではないかと思います。
営業は不得意でも総務ではめちゃくちゃ才を発揮する人もいます。
またきっかけ一つで劇的に変化を遂げてスターになる人もいます。
相手の花を咲かせる方法を自分が探る事も必要であるように思います。
本気で相対してもいいんでは？
出来ない人と決めつけるのは簡単ですが、出来る人だけを集めるのはやはり難しいことです。
少しずつでも成長している兆しがかるのならやはり手を差し伸べて、人材を一歩上のステージへ引き上げてあげる必要性があると思います。
何も言わずにできないやつだと放っておいては自分も相手にとってもいいことなどありません。
バカにするのでは無く、何かまずいところがあるなら積極的に相手にそれを伝えて理解してもらう事で業績もあがり、給料も上がり一緒に仕事をしていても楽しい。
と、こんな関係になれた方が絶対に前向きであり健全であると思います。
前回、その仕事無駄じゃない？独自のやり方を模索するより真似してみたら？
という記事を書いたのですが、半分愚痴が入ってしまっていますが本心はこの記事に書いたように相手を引き上げてただ楽しく仕事を進めていきたい。という思いで書きました。
そしてそれをするのに中途半端は絶対に良くないので相手に対して本気向かって行かなければ相手にも伝わらないであろうという思いと覚悟を込めて今部下と接しています。
自分の価値を下げない。
こればかりは人によって思うところが違うでしょうから一概には言えませんが、
相手の事をどんどん蹴落として自分はトップまで登りつめるんだという人は他人の事なんて構ってる暇もなければ必要もないでしょう。
また自分一人で何かを成し遂げれる人もしかりです。
しかしながら社会や組織に属して、少なくともコミュニーケションを取って仕事をしていかなればならない人たちにとって、人をあざけるような真似をしている事は自分の価値を下げているようにしか僕には思えません。
どこまで行っても同じ組織に属する仲間であり、同じ方向へ向かって行く同志でもあるので出来れば自分の本気と相手の努力を持って何とか共に目標に向かえるような関係になれる事こそが、自分の価値であると思えると幸せなんではないかと思います。
ただし、なんで入ってきたか分からないようなモンスターのような人も中にはいますので、それはそれという事で・・・
最後に
またも結構主観的な事を書いてしまいましたが、僕が勤めている会社には頑張っている人を笑うような人間はいません。
なぜなら善人ばかりという訳では無く、少人数でやっている会社なのでそんな余裕が無い。誰か一人でも辞めると仕事が増え他の人が一気に苦しくなるという理由が大きいかもしれません。
しかしながらほとんどの人間が真剣に会社の事、自分の事、そして他の社員の事を考えながら仕事が出来ていると思いますので、そこそこいい方で皆さん仕事が出来ているのではと思います。
必要に迫られなくても、少しだけ頑張っていて要領が悪い人のそっと背中を押してあげらるようなそんな社会だといいな。なんて思います。
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