三協アルミのカーポート。以前にUスタイルⅡという商品を紹介しましたが、また新しい便利そうなカーポートが発売されましたのでご紹介です。
以前の記事
「スカイリード」という商品です。こちらの商品はマイリッシュOKという商品の後継にあたり、価格面で少し有利になっている事。またUスタイルⅡでは出来ない事が出来ます。
ちなみマイリッシュOKのOKとは奥行勾配(屋根が前下がりで後ろが上がっていると意味)の略なんですよね。三協さんのネーミングセンス!(どちらの意味かは言いませんが。)
耐風圧強度は1台用片支持タイプで風速38m/S 2,3台用両側柱タイプで42m/Sとなっています。
2台用以上のタイプで特に特徴が出てきますので2台以上分のみの紹介となります。
それではマイリッシュの時はできなかった事、Uスタイルにはできない事などを紹介していきます。
スカイリードのここが素晴らしい。
柱間口移動ができる。
中間に柱なしで最大8mほど屋根を飛ばせるスカイリードですが、敷地によってはちょうど8mのところに柱くると邪魔だったり、アプローチとしてちょっとした屋根が欲しい。
サイクルポートとカーポート兼用で2台+自転車置場として使いたいなどと言った場合の柱間口移動という上記ような使い方をすれば中途半端な位置に柱がくることがなくとても便利に使えます。
これはUスタイルⅡにもない特徴と言えるでしょう。もう一つ言える事は他社メーカーでも同じような形態の商品があるのですが、この「スカイリード」の柱移動は柱を右端から1750mmも中に移動できる点です。他メーカーは1500mm程度が多かったり8mの間口がなかったりする中、ここまで広い跳ね出し空間を作ったのはさすがだと思います。
意外と1500mmでは使用用途が限定されてしまったりするのでこれは間違いなく良いです。
奥行片寄せ(柱を後ろに下げられる)
UスタイルⅡにも片寄納まりというのがありますが、UスタイルⅡほどではありません。
しかしながら通常は屋根の先端から1,100mmから1,200mmのところに柱が来ます。前面の道路が狭かったりすると運転に不安がある方などは柱はなるべく後ろの方がいいと言います。
後方支持カーポートですと金額が上がる!基礎も大きく作らないといけないので大規模なコンクリートのハツリ等の工事が発生してしまいます。
スカイリードは屋根の先端から1,887.4mm(柱の半分65mm分含む)柱を下げることが出来ます。車を止めるのにはずいぶん楽になります。
これも前マイリッシュOKには無かった規格です。
ここからは以前からできた規格ですが便利ですのでご紹介していきます。
梁延長
こちらも車の停めやすさが全然違いますね。前面だけ長い梁(フレーム)を使って後は通常の2台用のフレームを使う。条件によっては前後とも梁(フレーム)を延長することも可能です。
間口連結(段違い・奥行違い)
道路が途中から折れている、もしくは建物が飛び出ている、へこんでいるときなどに屋根をずらして設置をすることができます。通常の2台用カーポートは外の枠が一体となっており、なかなかこのような形にすることが出来る商品はありません。
スカイリードは屋根が別々のものをずらして連結できますので画像のように可能な限り屋根を多く掛ける事ができますので非常に重宝します。
斜めカット
これは結構どのメーカーでもできますので軽く説明で終わりますが、規定の範囲内で斜めにカットするための追加部材が設定されています。以前は専用部材が無く、現場加工で作っていたため加工した角からの雨漏り等が発生したりしましたが、専用の部材が出来たことにより、より綺麗に納まり良く加工ができるようになっています。
まとめ
以前にも書きましたが三協アルミの製品はカーポートを検討されるなら是非とも候補に入れて頂きたいメーカーです。
この「スカイリード」という商品も敷地の悩みを解決しやす商品です。もし気になる方は地元の外構・エクステリア専門店で一度ご相談されると良いかと思います。
また気になる商品がありましたら紹介してきます。
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