先日は三協アルミのカーポート「スカイリード」について書きましたが、今回はLIXILの新しいカーポート「SC」についての記事です。
通常カーポートと言えば屋根材がポリカーボネート板で透明だったり、半透明のマット調のものがほとんどです。
そして日除けも兼ねたいとなるとセッパンカーポートというガルバリウム鋼板の折板の商品を使用しています。
住宅にマッチしない、もう少し洗練されたデザインの商品はないの?
と質問される事もしばしばありましが、今回大手建材メーカーのLIXILより2017年10月発売されるカーポート「SC」はそんな方にはオススメのカーポートだと思います。
LIXIL カーポートSC
基本情報
簡単に言うと屋根材がアルミになっています。今までもアルミ屋根の商品はあるにはありましたが、非常に高価であることとデザイン的にもここまでの洗練された商品は無かったことから、今まであまり浸透する事はありませんでした。
そして雨樋なども見えづらく非常にすっきりとしたデザインでシンプルモダンな住宅の外観にマッチします。
サイズは幅2.4m、2.7m、3.0m、3.3m 奥行が5.0m、5.7mの組み合わせからなります。
高さは有効高さ(一番低い場所)で2.2m、2.5m、2.8mから選べます。
嬉しいのは幅3.3mの幅設定です。1.8mの車幅の車を駐車しても左右合わせて1.5mのスペースがあまりますので雨の日でも乗り降りしやすいですし、また雨の振り込みをより防ぐことができます。
柱が片支持で3.3mというカーポートはいろんなメーカーの中でも数が少ないのでありがたいです。
色目はLIXILのアルミカラー シャイングレーF、ナチュラルシルバー、ブラックから選択できるようになっています。
モダンな住宅にもかなり溶け込んだデザインです。
和風よりの住宅でもブラックを使えばおしゃれで落ち着いた雰囲気になります。
サイクルポートタイプの設定もあります。長い方向で2.2m、2.9m、5.0mの設定あり、短い方は2.1mのみの設定です。
SCのメリット・デメリット
SCのメリット
まずはデザイン性が高く住宅との調和が取りやすいです。これは大きいです。
透明のポリカーボネート屋根に比べ、熱や紫外線をカット率が大きいです。また透明屋根ですと雨の流れた跡や汚れが下から見えてしまっていましたが、アルミ屋根ならこの心配が全くありません。
他にも屋根の任意の位置にオプションで照明をつけたりする事も出来ます。
SCのデメリット
価格が高いです。通常の1台用カーポートが工事費込みで15万円くらいですと、SCは倍近い価格になってくると思います。(業者・地域により価格差あり)
また正面から見たときの柱幅が、通常カーポートですと140mm程度のものが190mmとなっていますので、駐車場の幅が狭い場合にはちょっと使用感が悪くなってしまいます。
設定が1台用、もしくはサイクルポート用のものしかない。今後2台用など出てくるとは思いますが現時点では1台用(柱が片側支持タイプ)のみの設定となっています。
その他
オプションでサイドスクリーンを付ける事が可能ですが、目隠しが出来て雨の振り込みを抑える事ができます。
しかもアルミ製ですっきりしているので見た目も上品に仕上がります。
後は、このカーポートだけではないですが、スポットライトやセキュリティカメラなどの取り付けも可能となっています。
まとめ
カーポートを設置上で最低限必要な事は雨をよけることになります。
そこから熱をよけたり、玄関に入るまで塗れずに行きたいとか、様々な要望が付随します。
デザイン性の高いカーポートは今までも存在していましたが、超高級カーポートという部類のものしか存在していませんでした。
今回ご紹介したカーポート「SC」。
通常のカーポートと比べれば高価格となりましたが、デザイン性の高いカーポート、という観点から考えるとお値打ちになります。
デザイン面でこれまでカーポートを付けるのを躊躇されていた方にとっては検討の価値があると思います。
2台用も発売され実現場も少しずつ増えてきています。
今後のバリエーションやオプショ追加なども楽しみです。
ダウンライトや人感センサなどが取り付け可能です。
SCワイドについてはまた別記事を書いてみたいと思います。
今回はLIXILの新しいカーポートのご紹介でした。
また良い商品がありましたら紹介していきます。
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