存在意義、存在理由などと聞くとちょっと小難しく感じられてしまうかもしれませんが、自分がその場所にいる事の意味を考えることは実は結構大事な事だったりします。
今回はちょっと簡単に自分の居場所を探すという言い方に変えて、居場所を作ることとはどういうことか。
そんな事について書ければと思います。
居場所とは
自分の居場所というと物理的な場所もそうなんですが、
自分が必要とする場所。
自分が必要とされる場所。
自分が認めてもらえる場所。
自分はここにいても良いんだと認識できる場所。
といったやや抽象的にはなりますが、そんな場所の事を指すように思います。
もちろん家族や家などのがその居場所になるでしょうし、会社で言えば例えば、
「この仕事は君にしか頼めないね。」とか
「本当にいてくれて助かっているよ。」
なんていう言葉たちもここは自分の居場所なんだと認識させてくれたります。
自分が必要とされなくなってくるとそこには居場所が無くなってきます。
例えばお付き合いしていたカップル。
ちょっと何かの歌詞に出てきそうですが、彼女の左側はいつも僕の場所だったのが、お別れをしてしまうとその左側はもう僕の居場所ではない。
とか、
会社でも閑職においやられて誰でもできる仕事しか与えられないとなると、これもまた居場所がない。
と言えるかもしれません。
もちろん人とあまりコミュニケーションを取らず、自宅でパソコン・モバイルを使って稼いでいる人にとってはその自宅とネット環境の中こそが自分の居場所なんでしょう。
僕やなんかは自分で目的を設定して一人で仕事をして、一人で目標を達成して、一人で満足し、一人でまた新たな目標を設定してという事がすこぶる苦手ですので、そこに自分の居場所を見出すのは少し難しかったりします。
自分がもっとも重要視していることによっても自分の居場所という意味あいは少し変わったりします。
自分が居心地がいい場所であるのか、安らぐ場所なのか、活躍できる場所であるのか。
全てが当てはまれば一番いいんですが、それも簡単ではないので自分がもっとも大切である居場所は作っておきたいところです。
居場所を見つける事の必要性
居場所とは心の拠り所と言ってもいいかもしれませんね。
この場所では自分の存在が認められる。
この場所はいて居心地がいい。
この場所に入れば自分は頑張れる。
そんな場所があると人は幸せ(普通)の状態でいられますよね。
逆に、
居づらい、いたくない、苦痛である。
そんな場所に長くいると心も疲弊してしまいますし、そこに自分の居場所はありませんよね。
小中学生などは否応なしにここはあなたがいるべき場所だよ、という設定をされ居心地がものすごく悪くてもそこ離れる権利が割と少なく我慢しないといけない。なんていう状況も普通にあったりするのでちょっとかわいそうだな。なんて思ったりすることもあります。
また自分が本当に居づらい場所にずっといて精神を病んでしまう人だって少なくありません。
自分が本当に心から落ち着ける場所や、自分が活躍出来て人から尊敬されたり、頼りにされたりする場所。
そこには心の安定や喜びがありますし、また人生においてはいつもその自分の居場所を探しながら生きているのではないかと思ったりもします。
全ての人がいつもベストな居場所に居られるとは限りませんし、時には居づらい場所に身を置かないといけない状況があるのかもしれません。
しかしながらずっとそんな場所にいては楽しく生活することなどできません。
待っていても自分も居場所は見つかりません。
居づらい場所を自分の努力次第で居場所に出来るかもしれません。
そこには本当に居場所が無くて、他に居場所を探す必要があるかもしれません。
でも必ず自分を受け入れてくれる居場所はどこかにあるはずです。
居場所が無いと悩んでいるときこそ何か思い切って行動を取ってみるのもいいかもしれません。
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