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伝えたいなら接続詞は大事なところまでとっておこう。接続助詞もなるべく使わない。

伝わる言葉ビジネス
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先日、妙に話が入ってこない人の話を聞いていて思ったこと。

話が長い。

いや待てよ。

話が長いだけではなく、接続詞、接続助詞が多くて話が途中で切れていない為にどこがポイントになってくるのかが全くわからない。

そして途中で理解するのを諦めてみる。

接続詞使わない方がいいんじゃない?

接続詞と接続助詞

接続詞。いつ習ったのかはちょっと忘れましたが、順接、逆接、並列、添加、説明、選択、転換と種類があります。

順接・・・だから、それで、したがって、よって、ゆえに、そのため、すると

逆接・・・しかし、しかしながら、だけど、でも、それでも、にもかかわらず、とはいえ

並列・・・また、かつ、ならびに、および

添加・・・しかも、さらに、そのうえ、それに、それから、それどころか、おまけに

説明・・・つまり、なぜなら、というのは

選択・・・または、もしくは、あるいは、それとも

転換・・・ところで、さて、ともあれ、それでは、それはそうと、それに、そういえば

 

など、前の文章からからの結果や反対の言葉、切り替え、詳細説明に入る際によく使い、必要な言葉です。

同じく接続助詞とは文章自体にくっついて前後の言葉をつなげる役割があり、

~ば、~と、~けれども、~ながら、~ので

などの言葉です。

箇条書きのような言い切りの方がわかりやすい場合も

上手に話そうとか、文章をちゃんと成立させようとしてどつぼにはまる人がいます。

例えばこんな場合。

 

「昨年は入社してまだ間もない事もありまして、思うような結果が残せなかったように思いますが、いろいろと覚えられたこともあって良かった部分もたくさんありましたが、やっぱりもう少しできたんではないかと思う部分もあって少し後悔するとかもあったりします。それで今年は昨年覚えた事も踏まえて少しずつ営業成績の方も伸ばしながら、もっと知識をつけて会社にも貢献できるようにできればと思います。」(多分これで30~40秒くらい)

 

一つのセンテンスがちょっと長い。言っている事が重複している。

少し言いたい事をまとめてみましょう。

 

入社まもない。

思うような結果が残せなかった。後悔してる部分がある。

覚えたことがあって良かった。

今年は覚えたこと踏まえて成績を伸ばす。

知識をもっとつけたい。

 

重複部分も多々あるので簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。

「昨年は入社して間もなく、知識量も乏しかった為思うような結果が残せませんでした。もう少し出来たのではと後悔もありますが、今年はもっと知識をつけ営業成績を伸ばして会社に貢献できるよう頑張ります。」(これなら15秒くらい)

 

難しければぶつ切りで客観的事実を簡単に

「今年は入社1年目でした。

成績は思うように上げれませんでした。

知識量が少なかったと思います。

少しは慣れて覚えたこともあります。

今年はもっと勉強します。

成績あげて会社に貢献します。」

 

カッコよくもなく、賢そうには思われないかもしれませんが、普通にこちらの方が分かりやすくて伝わりやすいです。

そう思うと接続語は時に不要じゃないですか?

接続詞は大事に使う。

先ほどの簡単ぶつ切りな感じでも、接続詞を大事に使うと結構意味があったりしますね。

 

「この車のラグジュアリー感は半端ないです。

長距離乗っていても疲れません。

外観もとてもかっこいいです。

内部設備もこれだけのものがついています。

 だから、あなたに乗って欲しいです。」

「いつもはそんなにお値打ちなりません。

特に値引きをしても売りたい車ではありません。

ですが、今回は決算前ですので特別に・・・・

さらに、今なら・・・・」

 

と、こんな風に使う接続詞はとても効果があったりしますね。

 

接続詞が多用してしまうと話したいことのポイントがどこにあるのか分かりずらくなり、何をいっているのか分からなくなってしまう事が多々あります。

大事なところで使うようにしましょう。

 

余談ですが、話の練習

「〇〇について3分間スピーチしてください。」

あまりそんな事言われる機会は少ないかもしれませんが、一度試してみると意外と3分間は長くて話すのって難したかったりします。

逆に3分間では短くて一つの事柄を話すのは難しいという方は接続詞が多すぎたり余計な言葉が多すぎかもしれません。

話すのは今年の仕事の目標でもいいですし、恋人の好きなところについて1分でも、昨年あった重大ニュースを一つでもいいと思います。

この3分間スピーチをいきなりふられるとかなりの人が接続詞を多用してしまいます。

僕もそうです。接続詞どころか「えーと、あのー」なんてのも多様してしまいますね。

一度録音などして聞くとどれだけの情報量があるのかがよくわかります。

1分半が接続詞だったなんてこともあるかもしれません。

そして同じことを何度も言っているかもしれません。

文章でも同じことが言えますが、

伝えたい事は何か。

重複していないか。

でも、だから、など接続詞、接続助詞で無駄に文章を長くしていないか。

そのあたりを考えて改善すると言葉はもっと伝わりやすくなると思います。

 

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