日除けをしたいときにタープやシェードなどともに人気があるのが「オーニング」です。
オーニング(AWNING)とはもともと英語で日除け、雨よけという意味です。
カフェなどでよく見かけたりもしますね。
日本では可動式のもの主にオーニングと呼んでいるようです。
少し前までは建物の外壁にビスなどで固定をしたりする直接固定をするタイプが多かったので工事屋さんに頼まないといけなかったりしましたが、最近はつっぱり棒タイプなど設置が簡単にできるものも増えてきました。
今回は簡単に取り付けできるDIYタイプのオーニングの紹介です。
取付可能な場所(住宅)
基本的にはツッパリ棒タイプとなると上下に挟む必要がありますので
残念ながらこんな感じのお庭にお庭ですとツッパリ棒タイプは取りつきません。
バルコニーが下記のように出ているタイプの住宅でしたツッパリ棒を突っ張ることができますので設置可能ですね。
こんな場所ですと
ツッパリ棒タイプのオーニングが取り付きます。
注意する点
高さの確認
ツッパリ棒タイプのオーニングは高さ3mまでのものが多いです。
ですので地面からバルコニーの下側の高さまでが3m以内でないと取り付きません。
しっかりとメジャー(コンベックス)などで測ってから購入を検討してください。
通常はぎりぎり3mかもしくはそれ以上の場合が多いです。
高さが少しだけ足りないという場合はホームセンターでコンクリートブロックを買ったり
コンクリート束石などを購入してツッパリ棒の部分だけかさ上げをしてあげるのいいと思います。
生地の確認と耐久性
生地についてはまた詳しく別記事にて書きますが、
耐久性と撥水されているのかどうか。
完全に日除けとして使うのか。もしくは簡易の雨よけを兼ねて使いたい。
洗濯ものを干したいと言った時に記事が撥水、防水になっていなければ雨の日は使えません。
よく確認をしましょう。
また耐久性についてですが、使用生地はポリエステル製品が多いかと思います。
DIYじゃないLIXILやテンパル、タカノなどのオーニング製品でも記事については5年をめどに交換が推奨されています。
簡単取付製品でも3~5年くらいの耐久性だと思って購入されるのが良いかと思います。
そこまで長持ちはしませんね。
製品自体の強度
商品によりけりとなるでしょうが、ツッパリ棒にオーニングという形になるので当然強風時には生地を収納しておかなければいけません。
製品自体が可動する商品となっているので開け閉めする回数によっても駆動部分は劣化していきます。
本体じたいも永続的に使えるものと考えるよりは3年から5年で交換する。
くらいに思って購入された方が良いかと思います。
壁に打ち付けるタイプのオーニング
リクシルなどのオーニングですが工事も合わせると20万円~30万円程度はかかってきます。
DIYで付けれられますよ。とネットで販売されているオーニングもあります。
かなりお値打ちかと思います。
レビューにも書かれているんですが取付は難易度は比較的高いと思います。
また木造や鉄骨住宅の場合でしっかりとした柱などの構造体がある場所をわかっていないと付けれられません。
コンクリートならドリルで穴を空けアンカーを埋め込んで強度もしっかり取れると思いますが、その他の場合はコーチスクリューねじなど結構ごつめのネジを使わないと強度が不足するのでは?と思います。
こんな感じのネジです。取付金具の穴の径などにもよるので購入されるオーニングに合わせたものを購入してください。
取付は結構大変だと思うので覚悟のある方はチャレンジしてみてもいいかもしれません。
キャンバス生地について
生地はポリエステルが主流でですが、アクリル生地もあります。
アクリル生地の方が発色が良く耐光性が高いです。
カラフルで綺麗で色落ちがしにくいです。
ただしどちらにしても5年程度の交換推奨となっています。
エクステリアメーカーの製品については7~8年くらいは生地も使える印象です。
ネットで買えるDIY製品の耐久性は3~5年といった実感です。
オーニングは消耗品である
アルミとポリカーボネート板を使ったテラス屋根などは15年から20年程度は十分に使用できます。
第一には稼働しないのとアルミ材とポリカーボネート板の耐久性が高いからです。
オーニングなどの開け閉めができるものはその部分が使用に応じて劣化します。
また生地の耐久性によって使用できる年数が変わってきます。
カラフルでお洒落なオーニングですが定期的にメンテナンスをしてしかるべき商品になりますので、その辺りを踏まえて購入を検討されるとよいかと思います。
暑さが少しづつ迫ってきましたのでよりよい日除け対策をして頂ければと思います。
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