今やネットを繋いで検索をすれば大抵の事は調べられる時代です。
僕も実際に普段からネットで検索する事が多々あり大変お世話になっています。
ネットを接続したり、月額の使用量を払っているのでお金を払っていると意識の人も多いのかもしれません。テレビは無料で見れます。NHKは受信料を払っていますので無料ではありませんね。
なにか無料とか、タダであるという事が当たり前に認識してしまっていてどこからその費用が出ているのかについて考えていない人も結構数いるのかもしれません。
無料の裏で誰かが運営する費用を負担している
先ほどのNHKの例でいくと費用は国民が視聴料という形で負担しています。WOWWOWやスカパーなんていうのも視聴料が必要ですね。このあたりは視聴料+広告収入という形をとっていたりしますね。
民法地上波では広告収入が主たる収入減ですね。もちろんイベント事業や不動産事業等の収入もありますが。視聴者が無料でテレビから情報を得られるのは企業がCMを出すのにテレビ局に費用を支払っているからですね。
新聞や雑誌なんかは購読料と広告料で運営されていますね。もちろんその他事業もたくさんしていますよ。
Googleの検索が無料で使えるのもGoogleがいろんなページに広告を掲載し、企業から広告収入を得ているからです。Googleという企業の収益の約9割が広告からの収入だというから驚きます。
ここからショボい話になってしまいますが、僕たちのようなデザインを無料で提供し工事を契約してもらう会社はどこから費用をもらっているんでしょう。
そうです。契約を頂いたお客様から全て頂く形になりますね。CADソフトは1台100万円ほどかかります。それを使って仕事をするために事務所もいります。光熱費もかかれば、人件費もかかりますね。
なかなか契約できない会社は余計な費用をどんどんお客様に負担させる形になりますね。(余談です・・・)
広告がうざい、余計な金は払いたくないという認識のずれ
いろいろな方がすでに指摘をされていますが、例えば無料ゲームや無料のアプリの広告がうざいという書き込みをよく見かけます。じゃあお金を払って広告のないものを使えばいいじゃない。と僕なんかは思います。
確かに広告が重なってまともにアプリとして機能しないものもあるので、ひとまとめにしては言いませんが、無料なのは広告主が広告費用を払っているからという認識がもっと広がってしかるべきだと思います。
さらに無料の情報に対してインチキだ!詐欺だ!という人もいますが、無料でそんなに確信をついた深い情報が手に入るわけがないと思って欲しいです。
情報を得る為にちょっと検索して見つかった情報を鵜呑みにしてバカを見る。なんでそんなにネットに正しいことしか載っていないと信じれるの?と疑問がわきます。
日本は特にメディア・リテラシーが低いと言われていますが、メディア教育をもっと積極的に行って欲しいですね。
正しい情報を手に入れるには
ネット上の情報はとても役に立つものが多いです。無料でも時間をかけて検索を重ねていくとかなりの確率で正しい情報にたどり着くことができます。費用かけていないようですが、自分の時間という対価を支払うことになります。
有料で手に入れる情報はそれよりも早くより多くの情報を手に入れることが出来ます。
情報を持っているという事は価値であって資産なんですよね。
その情報はどこかで誰かが苦労ををして蓄えた、また投資をして得たものなんです。
それをタダで早くよこせなんていうのはもはや強盗のような野蛮な行為だよ。という事を知って頂きたいです。
有料であっても、例えば情報商材と言われているものの中には到底自分がやる事なんてできないものもありますし、いわゆるグレー・完全にブラックな情報も含まれているものあります。
有益な情報か否か、自分が対価を支払う価値があるかどうかもきちんと自分で判断ができるようにならないといけません。
例に出して申し訳ないですが、情報商材でもその商材名で検索をかければ詐欺のような情報だとか、本当に役に立つ情報かは調べがつきます。
甘い話と旨い話には是非とも危機感を持って接して頂きたいと思います。
まとめ
無料で有益な情報だってたくさん手に入ります。それはどこかの誰かが広告費を払って宣伝をしているから成り立っていることです。(無料ではありませんよ。)
広告も無く無料情報は危険なものかもしれません。
有料の情報だって悪意がある一部の人たちによって無益な情報である可能性があります。
情報を手に入れることにもう少し慎重になった方がいいかもしれません。
どこかの誰かの情報。
信頼に値するのかどうか。
養う目を是非身につけてください。
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