社内にて採用に携わる事もあるので比較的、
「あぁ、この人すぐやめそうだな。」
っていう人の特徴がいくつかあります。
そして実際に比較的早めに辞めて行く人が多いですね。
新卒の方はちょっと分かりませんが、転職組は顕著に出ます。
まあ、見たらそのまんまやん!
と言われるかもしれませんがとりあえず・・・
すぐに会社を辞める人の特徴(?)
1、1社あたりの在職期間が短い。
年齢により一概には言えませんが、今までに転職してきた職務の履歴で半年内で仕事を退職している。
あれれ?とまず思います。
2,3社職歴の中の1回くらいの短期間離職ならまだ、その会社が合わなかったのかな?と思ったりしますが、最長1年で残りは3か月とか半年で辞めているなんて職歴を見るとこの人はすぐに辞めそうかな。
と思ってしまいます。
同じような理由で5~6年くらいで職場が5回も6回も変わっているような人はちょっとどうんなだろうなぁ?
という人扱いになってしまいますよね。
2、志望動機、自己PRがあいまい
志望動機ってなかなか難しいんですよね。
書くのも難しいですが、読み取るのも結構難しかったりします。
職種や業務内容がはっきりわかっていればある程度はっきりした志望動機が書かれていなければ「あ!この人ずれてるな。」
とすぐに分かりますが、建築系営業で設計・デザインもして頂きます。
なんて書いてあると設計志望の人もくるでしょうし、
インセンティブ有!年収1000万円可能!
なんて書いてあれば簡単に1000万円もらえるのかな。
と思い来る人もいます。
逆に1000万欲しいから来ました。
って言ってもらえると分かりやすくていいですね。
少なくともお金が欲しい!をモチベーションにしているわけですからその為に頑張ってくれそうな気がします。
逆に建築に興味があって街並みが好きでよく散策をします。そういった事もあって御社での建築デザインにも興味を持ち一度こういう職業についてみたいと思いました。
なんて書かれてあると「????」
うーん何がしたいんでしょう?
と微妙な感じに戸惑います。
実際に僕の会社で言うならば建築系会社でありますが、お庭や造園系の会社になりますので建築デザインと言われるとまた少し違ってきてしまうんですよね。
このような微妙なズレが発生している場合は相手がこの職場の事業内容や自分がこれからする仕事をしっかりと把握していないケースがあったりします。
そしてそのまま入社すると、「あれ?これ自分のやりたい事じゃなかった。」
と早期退社してしまう人がいたりするんです。
ちゃんとよーくどんな仕事か調べましょうね・・・。
なんとなくのイメージ先行って怖いです。
3、ノリが軽い
ちゃーす!的なノリの軽い人。
さすがにちゃーす!は無いですが、「ああ、いいっすね。」とか軽めに返事を返してくる人。
比較的なんか軽めに入社して軽めに去って行ってしまう人。結構いました。
「いいすねー。」の裏には「良くない」もあるんでしょうけどそれを表に出すことなく辞めてしまってなんでだろう?と理由が分からないケースも多々あったりします。
4、まじめすぎる、完璧主義者
この手のタイプの人は取り扱いが結構難しいです。
期待に応えようとものすごく頑張ってくれるんですが、すぐに成果が出ないとか壁にぶつかってしまって「あれ?自分はだめかもしれない。」と落ち込んでしまい、すぐに辞めてしまったり。
100点を取りたがる人より70点~80点でまあいいか。
と思っているくらいじゃないと自分が大変です。
5、若い人
偏見とか我慢が足りないとかではありません。
将来のチャンスもたくさんありますので、若い人は見切りをつけるのも早いです。
特に僕らのような建築業界は20代の若い人がなかなか育ちません。
勉強だけでは成長するのが難しく、現場にはちょっとこわもての職人がいたり、現場監督が怖いとか。
成長・活躍するまでに結構な時間を要してしまうのでちょっと大変かもしれません。
そこまでの苦労をする必要性が人生においてあるの?みたいなところもあるので何とも言えませんが、ちょっと寂しくもあります。
定着性は会社の責任なのかな?
僕の今働いている会社では辞める人は平均で3~4年くらいかと思います。
もちろん上記に挙げているような理由で辞めたり、家庭の事情で去って行く人もいます。
個人的に問題がある人も当然いましたが、頑張ったけどつらくなったりして辞めて行く人も結構いました。
仕事が辛いのは本当に辛いと思います。
そこまで全てを会社に捧げる必要性もないですしね。
その会社で働きたい理由って人それぞれだと思いますが、その理由がある会社、ない会社。
楽しい会社、楽しくない会社。
何が違うんでしょうね。
人は努力をして魅力を増すことってできると思うんですが、会社も法人と言われるように人と同じように努力をして会社の魅力を増す事って非常に大事だと思います。
辞めない人材を探す!
これも非常に大事な事ですが、辞めたくない会社を作る!
こちらが今後の企業にとっても最も大事なんじゃないかな?
と思った最近でございました。
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