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自由とルールと責任と。仕事に対する考え方。

ルールビジネス
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仕事をしていると、本業とは関係ない作業や行事など煩わしいことも結構あったりします。

好きな事だけをしているわけには行きません。

フリーで働いていない限り、会社組織に所属をし、そこには会社のルールがありそれに従って動かないといけません。

僕は今の会社に勤め出してから15年ほどになりますがようやくある程度自由に仕事をさせてもらえる環境にいます。

最初は会社どころか現在の社長と2人しかおらず、これは誰かがやってくれるというような環境ではなく何から何までやるのは自分。

請求書も見積もエクセルで作って、CADも覚えて現場の事もわからないまま失敗の連続。

仕事の作業量も半端なく多い。

ルールなんてものないので自分たちでルールも作る。責任は自分で取る。

そんな毎日を送っていました。

次第に人が増え始めるとそれまでなかったルールというものが徐々に増え始めます。

社長は社員に対する責任が増えます。

そして仕事の役割が分担され、個人個人で分野ごとでの専門化が進みます。

組織とルール

自分が一人で全ての責任を取って仕事をする場合には、自分で自分に対するルールを作りをすれば事足ります。

ある意味に自由に仕事をするという事はこういうことかもしれません。

しかしながら組織が出来てくるとそれぞれが同じ仕事をしているわけではありませんし、個人個人で考えている事も違います。

円滑に部署間での仕事を引き継ぐことも大切ですし、この組織はこういう事を大切に考えて営業活動を行っています、という組織のセールスポイント、会社の理念なども必要となります。

それを叶える為にはやはりルールというものが必要となります。

意思疎通を行う、組織が同じ目標むく上でルールとは必要不可欠なものかもしれません。

ルールと自由

社内ルールや社内規定、仕事のやり方など、

「あれはこういう風にやってください。」

「これはこんなやり方してはダメでしょ。」

と何でこんな非効率的なことやらせるのよ。自分のやり方の方が絶対効率がいいのに。

ともっと自由にやれないのかな。

と思う事も多々あります。

これが中々難しいところで、出来る人は効率よくできるけど出来ない人はルール通りのやり方をしないと出来ない。

とか、自分にとってはこのやり方がいいけど組織にとってはそのやり方をされるとその他業務に支障がでてしまう。

面倒くさくても自分にとっては不必要、組織にとっては必要なんてことはざらにありますので、組織に属する限りはある程度自分の効率を犠牲にしてでも守らなければいけないルールってあります。

どのレベルの人間も理解できるためのツールのような役割も果たしていたりもするものです。

自由と責任

それでも、時代がこれだけ変わっているのでルールだって変わっていってしかるべきだとも思います。

古臭い慣習めいたルールがいつまでも存在していてそれがみんなの邪魔をしてしまっているようでは意味がありません。

いつも思う事がありますが、自分がしたことに対して自分が責任が取れる事に関しては行動を起こしてもいいのでは?

例えばルールが古い、これはこう変えた方がいい。

それを言って変更して全員が喜ぶ。

もし駄目だった場合には自分がなんらかの責任をとる。

それくらいの覚悟があるのならもっとルールややり方を変える事もいいと思います。

ただ一介の従業員に取れる責任がどれほどのものかに疑問符も残りますが・・・

自由に仕事をしたり、責任を取るということ。

意外とやってしまえば簡単なのかもしれませんが、今の日本の企業の中ではまだまだ難しいような気もしますね。

最終的な責任を取れないから従業員なのであって取れるなら自分が経営者となって自由に仕事をすればいいという言い方もできるのかもしれません。

 

どこに重きを置くのか

結局、少々面倒があってもルールの中で仕事をするということはある意味楽だったりします。

全部自分で考え、失敗したらまた考え、収入が減ったり、最悪負債を抱えたりというリスクが少なくそれなりに仕事が出来ればいいやと思うのなら、ルールの中で生きて行くのが一番いいのではないかと思います。

ですが自由に仕事をしていきたいと言う人はリスクをとらざるを得ないと思います。

あるいはある程度安心できるところまで試運転をしながら進めるのもいいかもしれません。

自由と聞くとなんだか楽なイメージがありますが自由の為には努力とリスクと責任が絶対的についてまわります。

よくSNSなどで楽してすぐに稼げる。

みたいな文言をよく見かけるんですが楽して儲かるのは呼びかけをしている人だけだけであって後をついて行く人は儲からないんですよね。

 

人はそれぞれ抱えている環境や年齢などでその時最も大切なものは変わって行くと思います。

若いうちは自分の事を一番に考えればいいと思うのでリスクも取りやすいですが、年齢を重ねて例えば結婚して子供までできてしまうとなかなか自由に行動することが難しくなってしまいます。

例え成功することが分かっていても時間がかかったりするだけでも、その間どうしよう?となりますし、一か八かの勝負なんていうのはできなかったりもします。

気持ちも大切ですが、それを実現可能にする策も時間も、家族を説得できるだけの材料も必要です。

一番大切なものは家族だとして、その家族を大切にできるのはどの選択なの?

と考える必要が出てきます。

ただ現在の幸せだけではなく将来まで考えた上での決断もしなくてはいけません。

 

自由に生きるとか、会社にしばられない生き方をするとか、ちょっと考えるのが面倒くさいことかもしれませんが、働き方を少し変えたいな。

とゴールデンウィーク中にちょっと思いこんな事を書いてみました。

 

 

 

 

 

 

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