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従業員の意思統一など図れるのか?経営者に言いたいこと

会社員 ビジネス
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会社の規模を拡大していこうとする際にはまずは売り上げを拡大していくこと。

資金に余裕ができればシステム化を進めていき、システム化が進めば業務がスムーズに回り粗利益が増えていきます。

そこで更なる拡大をするために例えば商品を増やしたり、店舗を増やしたりしていきます。

店舗を増やすとなると人材を増やしていかなければいけません。

もちろんそこをまとめるマネージャーなり店長といった立場の人間が必要となっていきます。

経営者が一番悩ましいところがそこに配置する人材でしょう。

店舗の長たるもの経営者のイズムを継承していること。

同じ方向を向いていること。

部下をまとめる手腕があること。

売上を上げる能力があること。

求めることは多いはずです。

例えば、5店舗を展開している会社で5店の店長が経営者と同じ考えを有し高い志を持って店舗を運営しているのか?

経営者の能力と魅力次第でしょうがなかなかそんなことは難しいのではないかと思います。

店長だけではなく従業員もどんな気持ちで、どんな心づもりで働いているのか。

それを同じ方向を向かせたり、意思統一図って強固な組織づくりをしよう!

と考えている経営者のみなさんに一言言いたい中間管理職のつぶやきスタート。

会社の方向性、目的は伝えても強制するものではない

企業の理念は大切で自分の会社はどうあってどういう風にしていきたいと伝えることは大切です。

しかしながら会社を盛り上げて一人一人が会社に貢献し自発的に動けるようにしていくことが大切でみなが同じ方向同じ志で行くように強制するのはよくありません。

温度差。

会社のすばらしさは経営者で決まると言っても過言ではありません。

以前からちょくちょく書いたりしていますが、自分がどれだけの魅力があるのかは従業員が一番知っています、

取引先などの外部の人間は良いことしか言いません。

業界内の人間も売り上げと経営者の外面を見て判断するでしょう。

従業員は外面も内面も見ています。

本当に魅力があれば自ずと組織は成長していきます。

従業員の意識改革をするために研修や勉強会を開いている会社があります。

すべてがそうだとは言いませんがその状態であるということは会社の考え方に賛同している従業員が少ないことを表しています。

もう一度言いますが経営者、もしくは会社に魅力があれば自ずと組織は成長していきます。

いくはずです。なぜならそこに魅力があるから。

従業員を変えようするとする前に自分と会社を変える努力って必要ではないですか?

だって人間だもの

意識高い系。結構だと思います。

僕は抽象的で大嫌いな言葉ですが、まあそれは置いておきます。

 

突然ですが人の幸せってそれぞれ違います。

会社員は平日の大部分を仕事をして過ごしていると思うので仕事で幸せを感じることが生きていく上では非常に重要であると思います。

しかしながら仕事と会社が一番大切な経営者。

かたや仕事という労働をして対価として賃金を得ている従業員は相いれることなどあり得ないと思っていたほうが良いです。

「俺この会社大好きです!のぼりつめて経営陣に入ります!」

というありがたい若者がいれば、

「自分の能力売ってます。対価払ってください。時間外労働お断りです。」

「会社に貢献とか考えませんし?給料高いって聞いたんで・・・」

「いや、もう正直いやなんすけど?家族の為に我慢して働いているんですわ。」

「家近かったから・・・」と流川タイプの人も?

多分実際こんな感じですよ?

 

高い意識の人たちもいなければまた経営なんて成り立っていかないかもしれませんが、

「社長、その考えいいですね。」

と言っている人間でさえ本心はどう思っているかなんてわかりません。

 

会社が潤えば従業員はみな喜ぶ。

そのためにみなが自発的に考えて、同じ方向向いて頑張って行こう。

は独善的な考え方かもしれません。

 

人の幸せの基準、大切なものはそれぞれ違うから。

だって人間だもの。

個人的な見解

きわめて個人的な見解ですが。

魅力ある会社とは何か?

それは幸せの基準が違うように人によって感じ方が違うので何とも言えませんが、

 

一貫性があること。

コミュニケーションがしっかりと取れている会社であること。

 

これも少し抽象的にはなってしまいますが、新しいことをやるな。という事ではありません。

会社の芯がしっかりしていること。発言がコロコロ変わらない事。

簡単なようで難しい事です。

トライ&エラーはいいんです。

失敗したから方向性を変えるなら「失敗したから方向性を変える。」

と全て言えていますか?

「明日からそれとこれ変えるから。」

その一言では

「またあの社長言ってることが変わってるよ。やってらんないな。今までやったの無駄じゃん?」

と思われて終わりです。

利益を増やして給与を上げる為にいろいろ試して変更している。とわかれば従業員もいろんな変化にも理解を示してくれるかもしれません。

利益を増やすという一貫性があるからです。

 

同じような理由からコミュニケーションが取れていることが大切です。

トップダウンの指示ではやらされている感しかありません。コミュニケーションではありません。

日常の出来事の報告。これも報告ですのでコミュニケーションというには疑問が残ります。

経営者の思いを知ってもらったり、理解を得ようとするなら忙しい時間を調整して本当のコミュニケーションを取ることが大切です。

どんな思いで会社を経営して、どこを目指しているのか。

従業員は何を楽しいと思っていて、何を不満に思っているのか。

これもまた以前に書きましたが不満を全部受け入れて改善しろと言っているのではなく、ただ不満を聞くだけでも従業員は意外とすっきりするものです。

 

経営者は立派で偉いのではなく経営者も役割の一つです。

その分対価を得ていて社会的地位も高いと思われるのでそこで満足しておくべきです。

 

従業員を山頂から早く上がってこいというのではなく、山の途中まで降りていって一緒に山頂までガイドをしながら山頂を目指してください。

そこに共感が生まれて初めて意思の統一が図れるのではないかと思います。

 

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