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怒らない!(なるべく)褒める!(ちょっとでもいいとこ)焦らず育てる!(可能な限り)

褒めるビジネス
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頭のいい人(勉強が出来る人?)は理解力が高い。

コミュニケーション能力の長けた人は理解が早い。

そんな人たちだけで会社を運営していける。というのは多分理想論でミニマムな組織でしかなり得ないと思います。

 

そのようなミニマムな組織から少し規模を拡大しようとする時に苦労するのはまずは人材です。

優秀な人たちというのは一定数いるのでしょうが、そうでない人たちもまた大勢いるものです。

今までスムーズに言っていた会話も、仕事のスピードも、仕事の品質だって少し落とさざるを得ない。

これは受け入れなければいけない事実です。

それが出来ないと組織というものは大きくなることなんかあり得ないと僕は思っています。

 

出来ないのがデフォルト

僕のような中間管理職的立場にいる人間というのは会社側にも立ち、従業員側にも立つような、バランサーのような役割を担っています。

実績を上げろ!部下を育てろ!会社の考えを広げろ!

というような指令が下ったりするんでしょう。

 

ここで上に立つ人間が高学歴な人間(完全な偏見)ですと、

「こんな簡単な事がなんで出来ないの?」

「なんで言われたことをやらないの?」

「今まで何をやってたの?」

「こないだ言ったばかりだろ?」

という言葉が飛び交ったりします。

実際に僕のいる会社では割と頻繁に聞くフレーズです。

 

気持ちはわかるんですよね。

何年も仕事をしていてもう常識と化している事。業界人なら当然の事。

そして社会人として当然である事。

それを出来ないとなると「なんでこんな簡単なのにできないの?」

と思うんです。

僕も思いますよ。

 

但しそれを声に出してイライラをぶつけたところで、叱ったところで何も解決しないんです。

多分、反発しか生みません。

実際、「なんだあの人は。」となっていますし、全く建設的なことにはなっていない。

そして反発と拒否反応によって成長度合いはよりスロー化の一途を辿るという悪循環しか生んでおりません。

 

出来ないを受け入れる事と出来ないを責めるのではなくて出来ない問題点は一緒に解決していかないといけません。

怒らない。褒める。(なるべく)

出来ないを責める。失敗をなじる。

やらなかったを怒る。遅い事を叱る。

上に立つ人間は、会社内の組織やグループを束ねる為に威厳を持てとか、怖くいないと社内がだらける。と言う人がいます。

僕は常々言いますが、元からだらけるような人間がいるならば採用者責任ですし、だらけるような事があるとするなら会社にとても不満を持っているからではないかとも思います。

多分最初はどなたもやる気に満ち溢れて会社に入っているはずなんです。それが何かが違ったり(面接時に言っていたこととかなり齟齬があるとか)、冒頭の話で怒られすぎてやる気を失ってしまっている。

今時、体育会系のノリで努力・根性・情熱で乗り切れ!はやっぱり無いと思います。

話は逸れますが、自社の採用情報を見てもやっぱりちょっと語弊を生むような内容になっているんですよね。

それを信じて入ってきて、「あれ?なんか違うゾ」っていうのはちょっと会社側は卑怯ですよね。

書いてある事そのままのいい会社だとならないのは経営者の責任です。それを部下に当たって「いつ辞めてもらっても構わない。」

なんて言ってる会社はもう駄目ですよね。目も当てられません。

 

褒めるというのは僕の方針なので、何が正解は正直わかりません。

少しずつですが、会社の部下の子たちも育っていってくれています。

ここが良かったね。と言うとやる気を出してくれます。

駄目なところは冷静に駄目だと言います。

決して人間性を否定する発言はしません。(多分)

 

怒ってばかりいる経営者のみなさん。もっと従業員を褒めてください。

楽しく仕事が出来る環境を作ってください。

と心から思います。

焦らず育てる。経営や成長を急ぎすぎない

2020年を過ぎると不景気になり、倒産する会社が増える。とか、地域(業界内で)シェアを1番にした会社だけが生き残る。

なんて事が言われています。

多分それは正しくてかなりの企業がまた苦しくなってくると思います。

それまでに対策を練る。シェア拡大を目指す。人員を増やす。

大切な事だと思います。

 

但し身の丈に合わない事すればそれは裏目に出るだけです。経営はギャンブルではありません。堅実にそして、裏付けのあるデータを持ってチャレンジをして頂きたい。

ここでは従業員の成長速度にだけ触れますが、自分の尺度で物を測ってはいけません。

今いる従業員の成長速度が裏付けのあるデータです。

その成長を早めるための創意工夫も経営者の仕事です。

「なんでできないの?」は創意工夫では無くて自分の無能をさらけだしているだけにすぎません。

 

人材の育成を含めてじっくりと長期の経営戦略を練る事ができれば叱りつける事も少なくてすむかもしれません。

 

仕事の楽しさはしっかりと伝えたい。伝えて欲しい。

せっかく出会った人材を無駄にしてしまうのは悲しいことですし、時間も労力もコストも無駄にしてしまいます。

出来たら褒めてください。

なんだか子育ての話みたいになってしまっていますが、根本は同じように思います。

親子のような固い絆はありませんので、仕事への興味や面白さを知ってもらう。

そして正当に評価をしてこの職場で働くことは心底楽しいと思ってもらうような努力をして欲しいです。

仕事が円滑に進むシステムづくりも大切ですが、人間には感情と言うやっかいなものがありますので、そこもコントロールできるような仕組みを作ってどんな人でも楽しく仕事に取り組めるように出来ると本当に良いなと思います。

いつも結構な理想論で抽象的な話してしまいますし、定期的にこの愚痴ような記事を書いてしまいすが、弱小会社が生き残っていくためには必要な事かなと思い、今日も書いています。

なんとかなりませんかね~。

 

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