記事内にPRが含まれている場合があります。
記事内にPRが含まれていることがあります。
スポンサーリンク

生垣を撤去してブロック塀と目隠しフェンスにした場合の費用

生垣 住まい
スポンサーリンク

お庭の相談で多いのが

高齢になってくると生け垣などの手入れも大変。

いつも頼んでいた造園屋さんが廃業してしまって剪定を頼むところが無くなった。

などの理由で生垣を撤去したい。

そしてその後にブロックを積んで目隠しのフェンスをやりたい。

という依頼が結構あったりします。

一体いくらくらいかかるんでしょうか?

思ったより費用がかかるものです。

順番に見て行きましょう。

生垣などの生木の撤去処分

生木の処分は高い!

自治体によっても違いがあるでしょうが生木はそのまま可燃ゴミで捨てられない場所が多いです。

どこかに放置してある程度乾燥させてゴミ袋に入る大きさに切って捨てるのはOKと解釈しています。

生木の場合は産業廃棄物扱いになり、トンいくらとか、立米(立法メートル)いくらとかの単位で処分費がかかります。

 

処分費

参考価格 生木の場合 15,000円~25,000円/m3(運搬処分)

1m3辺りの生木の重さは約200kg程度です。

 

ちなみに高さが2m程度の樹木は30kg前後の重さ

生垣で2,3本/mくらいですと40~50kg/m2程の重さになります。

 

※単位が異なりますのでご注意ください。

 

もうひとつ問題になるのが生垣の撤去をする際に地面の辺りでカットしてもいいのか。

根から全て綺麗に抜根するのかによっても費用がずいぶん変わります。

多くの場合は長年大切に育ててきた生垣なので結構根が張り、隣の木の根と絡み合っている。

または埋まっている配水管などのパイプ類に絡んで簡単には取れないケースも多々あります。

 

撤去費用

こちらも職人さんの人数×人工(17,000円から25,000円くらい)

重機作業が出来る場所なら重機回送費や重機作業費

輸送費が処分費に入っている会社もあれば別途ダンプ1台30,000円等の運搬費がかかる場合があります。

 

なんでそんなにばらつきが出るのか?

A社は易いけどB社は高い。など同じ生垣撤去でも価格にばらつきが出ます。

例えば解体屋さんに撤去を頼むと重機はあるけど手作業は苦手。

とか、造園屋さんに頼むと撤去は安いけど処分費用が高い。

自社でダンプを持っている。

レンタカーを借りてくる。

一部外注さんに頼んでいる。

と様々な理由で価格差がでます。

撤去処分を頼む際はその工事が得意かどうかも確認するといいかと思います。

 

例えば高さ2mくらいの生垣を20m撤去処分しようとした場合。

2m×20m=40m2

40m2×40kg=1600Kg(1.6t) 8m3程度

運搬処分で

8×15,000円=120,000円程度

重機で1日で作業が出来れれば 回送費25,000円

重機作業員が一人、補助作業員1人で50,000円

合計で195,000円

というように金額は計算されます。

作業が人数や日数がかかればその分費用が上がりますね。

同じ高さでブロックとフェンス

今まで2mくらいの目隠しがある生活をしていると同じくらいの高さで目隠しをしたい。

フェンスだけで工事が完了がする場合、土を留める為のブロック工事が必要な場合。

あるいは費用的にバランスを取ってお値打ちにしたい場合。

こちらもご要望は様々です。

今はブロックだけで2mの高さで積むようなことは安全上の理由からあまりしません。

ブロックをある程度積んで目隠しになるフェンスをバランスを考えて設置をします。

まずはブロックを積むための基礎を作るために土を掘ったりする作業が必要なんですが、

ここでは大まかな費用を掴むという事で詳細は割愛します。

ブロック1段20cm(0.2m)ですが地中に10cm(0.1m)埋め込む前提です。

 

簡単にいきます。

化粧のされていない普通の素地ブロック

ブロック1段 5,000円/m H0.1m

ブロック2段 7,000円/m H0.3m

ブロック3段 9,000円/m H0.5m

ブロック4段 12,000円/m H0.7m

ブロック5段 15,000円/m H0.9m

ブロック6段 18,000円/m H1.1m

 

目隠しフェンスなどはブロックの上に取り付けできるものはH0.6m~H1.2mまでになります。

例えばお値打ちな目隠しフェンスですとH0.8mのもので10,000円/m(材料工事とも)

があります。

道路からの目線を隠すのに1.7mくらいあると比較的安心して目隠しができます。

その場合ブロック5段+H0.8mのフェンスで1.7mくらいになります。

これを例えば20m分やりたいとすると

ブロック5段 15,000円×20m=300,000円

フェンス   10,000円×20m=200,000円

合計500,000円

先ほどの生垣の撤去195,000円と合わせると

およそ700,000円程度。

結構なお値段になります。

毎年の剪定と比較したり

剪定の為に毎年2,3万円とか5万円とかかけて手入れをされている方も見えます。

70万の費用があれば2万円の剪定でした15年分にもなります。

そこまでかけてフェンスにする気にはならないなぁ。

という方も多数いらっしゃいます。

逆に毎年近所に葉っぱが飛んで迷惑をかけているからやりたい。

敷地を相続したのだけど虫が大嫌いだから生垣は絶対撤去したい。

今時は生垣がある方が防犯上よくないからフェンスにしたい。

などの理由でブロックフェンスにされる方も見えます。

いずれにしても思ってたよりも高い!

と言われることが多いので参考になれば幸いです。


優良エクステリア業者を探してみる

コメント