刑事ドラマで冤罪事件がテーマのもの見ていて、突然刑事がやってきて、
「署までご同行願います。」
なんて、普通に生きていたらそんな経験することなんてないでしょ。
と思っていたら、自分自身が警察が来てアリバイを根掘り葉掘り聞かれたことあった!
と思い出しました。
一体アリバイなんて聞かれる人どれくらいいるんでしょうね?
○○県警から携帯に電話がかかってきた
もうかれこれ16年も前の話になりますが、初めて就職した住宅営業の会社を辞め建築資材の卸の会社で働き始めて半年くらいたった頃だったかと思います。
その日も営業車に乗り得意先を回っていました。
珍しく母親から携帯に電話があり、
母 「あんた何かしたの?○○県警の刑事さんから電話が掛かって連絡先が知りたいって・・・」
僕 「なんにもしてないし、何のことか検討もつかないけど?」
母「本当に大丈夫なの?」
なんて会話をし、一応納得したのか電話を切りました。
なんなんだと思っていたらしばらくして、
知らない番号から着信
「○○県警捜査なんちゃら課の○○ですが××さんですか?」
とやっぱりかかってきました。
なんでもある事件の捜査で話を聞きたいとのこと。
身に覚えもないのでしぶっていましたがその当時僕はもう愛知県に戻ってきていてもう愛知県にいるとのことで疑われてもいやなので合う事を了承しました。
確か名古屋市南区の電気屋さんだったかと思いますがそこの駐車場で待ち合わせをして合う事になります。
事件内容と捜査
強面のベテラン刑事風の人と若手の刑事が二人が現れて取りあえず手帳を見せられ
「あぁどうも」
みたいなあいさつをしたら警察の車に乗れと言ってきました。
いやいや悪いことしてないのになんでそっちの車に乗らないといけないの・・・
と思いつつ26歳の僕はまだそんなことを言える度胸もなくしぶしぶ警察の車に乗ります。
確かパトカーだったような気がするんですが記憶が薄れているので警察の車と表現しておきます。
事件のあらましと話を聞きに来た経緯はこうです。
200○年の12月○日に女性に暴行を働いた事件が起こった。
犯人が乗っていた車は白色のトヨタのワゴン車でスモークを張ってある車だったと。
その白色のトヨタ車で○○県のナンバー登録してある車を総当たりしているとの事でした。
なんか容疑者っぽい?
いやしかしやっぱり刑事というのは独特の嫌な雰囲気を持ってるなと嫌悪感のようなものを覚えました。
というのも事件が起きた日の僕の状況。
ちょうど前月11月末の時点で退職。
しかも大手なのにひどい会社で12月に在籍していたのにも関わらず11月末で退社扱いにします。と言われたんだった・・・
それは置いといて年明けくらいまでは会社のアパートに住んでてもいいよ。適当に出てってね。といった感じで無職で会社のアパートに住んでいた時期です。
後述しますが会社にも警察は連絡済みで会社が嫌になって辞めたこととかも知っていました。
ドラマのセリフのがよくわかるわ~って思ってしまいましたが、
「12月○日の○時ころ何をやってた?」って聞かれ
「いや半年も前の事なんで覚えてないです。」
「○○湖の近くには言ったことある?」
「いやそんなところには行ったことないです。」
「それを証明してくれる人は?」
みたいなやりとりがあり、ええ俺めっちゃ疑われてるんちゃうの。
とちょっとビビりました。
30~40分くらい車の中で質問をされて、なんで辞めただのストレスがあったんじゃないのかだの今思い出したら結構むかつくな!
そして最後に
「また話を聞きにくるかもしれないのでヨロシク」
とお決まりの言葉を残して去っていきました。
どれくらい疑われてたのかが気になります。
気を付けないといけないなと思った事
その当時勤めていた会社は割と引っ越しが多く住民票、免許書、車の諸手続き、
このあたりを一切していませんでした。
そのため警察も僕にたどりつくまでに以前勤めていた会社、実家に連絡を入れて僕の連絡先を入手して連絡をしてくることとなります。
前の会社では僕が犯罪を犯したと噂が流れたようです(笑)
母親は息子を信用できないのかしばらく電話を頻繁にしてきました・・・
下手したら身を隠してると疑われかねないですよね。
それ以来はしっかり引っ越しするときは手続きを怠らないようにしています。
それにしても警察は調べるだけ調べていろんなところに連絡を取っても彼は犯人ではありませんでした。なんてフォローはしてくれるはずもないので、ちょっとむかつきますね。
結局犯人が捕まったと風の噂で聞いたので良かったなと思います。
登録車全部総当たりするって警察って偉いなという思いと、知らないうちにあちこち連絡している恐怖感と、連絡先はきちんとしておかないといけないなと思った出来事でした。
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