外で工事をさせて頂く際に外部のコンセントをお借りして作業をする事がよくあります。
お客さんに「ご不在でも大丈夫ですよ。」と不在時にも工事を行ったりします。
ここで問題なのが、外部のコンセントは何アンペアまで使っていいのか?
通常お家の中には分電盤とよばれる電気を細かく制御している盤があります。
ブレーカーと言った方が親しみがあるかもしれません。
電力会社と契約をしたアンペア数があって、それをその盤でどれくらい使用するか振り分けています。
当然外部コンセントにも割り当てがあって5A(アンペア)とかが割り振られています。
その使用電力以上のアンペアを使ってしまうとブレーカーが上がってしまいます。
外部だけが上がるならまだしも全体の主電源が落ちてしまう場合があります。
そうすると、家の中の電気が全部落ちる。冷蔵庫も電源OFFになる。
お客さんは働きに出て不在。
えらい事になる!と慌ててお客さんに電話をする。
なんて事が昔はたびたびありました。
今は、
ブレーカー付コンセント
そんな便利なものがあります。
延長コードタイプなら
こんな感じ。
ドラムタイプですと、
こんな感じのものです。
一定量を超える電流が流れると外部コンセントの先でブレーカーが落ちて電気が止まる仕組みになっていますので、家の中に影響を及ぼすことがありません。
今、職人さんは必須でブレーカー付のものを持ってもらっています。
コンクリートを削ったり、ブロックを切ったりするのにどうしても電気は必要なんですが発電機は費用が高いのとうるさいので基本的にはお客さんに電気はお借りをしています。
ちょっとした工夫なんですがこういったものがあると非常に便利です。
家庭用、室内用のブレーカー付コンセント
食器棚やなんかに取り付ける事が可能な屋内用のブレーカー付コンセントなんていうの意外と便利だったりします。
電子レンジ・トースター・炊飯ジャー・電気ケトルなどの電化製品が並ぶキッチンなんかですと、ついつい一気に付けてしまったり、家に帰ってエアコン付けて一気に食事の準備であれこれつけて家のブレーカーが全落ちしてしまう。
家族がパソコンで大事な作業をしていたなんてなると結構悲惨な事になります。
家庭用のものはそんなにお値段も張らないので夏場や冬場の冷暖房が活躍する時期などに家の分電盤の手前で電気を落としてくれるブレーカー付のコンセント。
あっても便利じゃないかなと思います。
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