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強風や積雪、劣化でカーポートやテラスの屋根が割れたり外れたときの対処法

カーポート屋根交換 住まい
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10数年前に立てたカーポートやテラス屋根。

今ではもう扱っていない、廃盤になってしまった屋根材って替えられるの?

と質問を頂く事があります。

早速正解をいうと交換できます。(出来ない場合や新しく建てた方が安い場合もあります。)

交換をする際は外構屋さん、エクステリア専門店に頼んで頂くことになりますがまずは知っていると話が早いよ。

という情報がありますのでそこをまずは確認します。

屋根が割れた場合

あるとありがたい情報

 

カーポートを建てた年

何年前に建てたのかが分かればどんな商品だったかが判明しやすいです。

メーカー名・商品名

これがわかるなら一番話が早いです。カーポートやテラスにはメーカーや商品名のシールが貼られています。

大体は風雨で劣化してもう見えなくなってしまっているケースが多いですが、もし判明できれば屋根材のサイズがわかるので見積も簡単に行えます。

不明な場合

中古住宅を買っていつカーポートやテラス屋根を建てたのかわからないケースもたまにあります。

専門店で長く働いている人ならその形状でLIXIL(旧TOEX、新日軽、TOSTEM)とか、三協アルミ、YKKap、四国化成、昭和アルミなどメーカーや商品名がわかったりします。

不明な場合は専門店に問い合わせてみましょう。

実際に屋根材の寸法を測って屋根材を取り寄せします。

割れている屋根材はアクリルが多い

現在のカーポートにはアクリル材を使っているものはほぼ無く、ポリカーボネート材を使っています。

ポリカーボネートは熱可塑性プラスチックの一種で強度が一般的なガラスの250倍、アクリル板の50倍という素材で出来ています。

昔は屋根から雪が落ちて屋根が割れた、台風で何か飛んできて割れたという話が多かったのですが、ほぼアクリル板になります。

ポリカーボネート板ですとあまりそう言った話は聞きませんので昔のカーポートで割れたものはほぼアクリルと思って頂いてもいいかもしれません。

割れたアクリル屋根を交換する場合はこのポリカーボネート板に交換する形となります。

交換ができない・交換すると高い場合

アクリル屋根はアルミの骨の部分に乗せ上からまたアルミ材の板で抑えてビスで止まっています。

その間にビート材と呼ばれるゴムのようなパッキンを入れて水が侵入しないようになっています。

このビート材はおそらく汎用性のあるもので交換できますし、ビスが効かなくなっている場合でも一回り太いビスで止めてあげれば屋根材自体は固定することが出来るので交換できます。

交換が出来ないもの。

屋根材自体に曲げ加工が施されているような商品は基本的にNGです。

出来ないことは無いのですが、莫大な費用がかかってしまいます。

またポリカーボネート屋根ですが、1枚あたり10,000円~30,000円ほどの費用がかかったりするので、1枚交換するのに20,000円+工事代20,000円だとすると40,000円。

しかし、5枚交換ですと120,000円ほどかかってしまったり。

お値打ちカーポートなら建てられる費用がかかってしまいますので、どうするか悩みどころですね。

更にビスやビート類などの部品代も+される場合もあるので見積を取ってみて考えらるのが良いかと思います。

新しく建て直す場合には既存カーポートの撤去処分費用もかかりますのでそちらも見積してもらいましょう。

1台用の撤去処分費はおおよそ3~5万円くらいかと思います。

自分でも直せる?

 

今はAmazonや楽天でも比較的新しい屋根材なら販売していますので、インパクトドライバーを持っている。9尺以上の脚立を持っている。手先が器用!

なんて人でしたら出来ないことはありません。

上記のメジャーポートなんて商品でいきますとビート材はアルミの押さえ材に先に取り付けてあるので押さえ材を外して、屋根を取り払って新しく設置。

頑張ったらできるかと思います。

ちょっと危険なので頼まれるほうがいいかもしれませんね。

風で屋根が外れた場合はどうするの?

強風や台風などで屋根材が外れてパカパカする。

どうしたらいいの?

というご質問もよくあります。

カーポート自体強風に煽られた場合に本体ごと破損しないように屋根は外れるようになっています。

たいていは前か後側の最初の一枚が外れてしまっている事が多いですが、屋根と一緒に屋根を押さえる押さえ材のビスも取れて無くなっている場合があります。

ビス自体は1個数十円~100円くらいですが、補修で職人さんが行って直すと1万円とか2万円とか取られてしまいます。

これこそメーカーや商品名が分かれば屋根押さえ用のビスを買って、インパクトドライバーと脚立で修理は可能です。

脚立に上って足りないビスの数を数えて販売店から購入。

後は屋根の外れている場所を元の場所に戻しビスを再度打ち直せば比較的簡単に直すことができます。

お願いするにしても工事自体は容易なものですので、近くに他の現場がある際にちょっと寄っってお値打ちに直して!

なんて言えばお値打ちに工事してもらえるかもしれません。

最後に

アルミのカーポート・テラス屋根はアルミの骨組み自体は20年以上持つものです。

劣化が始まるのは屋根からの場合が多く、ポリカーボネートでも10年から15年程度と言われています。

基本は劣化して見た目が非常に悪い。雨が持って来てからの対応でいいかと思います。

古いものでも補修用の屋根材を比較的にお値打ちに出している場合もありますし、すでにない場合でもタキロンや住友ベークライトなどポリカーボネート板を作っているメーカーからサイズ指定で屋根材を作ってもらう事ができます。

もしカーポートやテラス屋根材などの不具合で困ったときはお近くのエクステリア販売店などにお気軽にお問合せされると良いかと思います。


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