4月は仕事が暇なような気がする。本当だろうか。
こんにちは。
4月はちょっと暇でブログの更新も比較的スムーズにできています。
この暇だなあと思う気持ち。何だか3月が終わると毎年そんな感じがするなと思っていますが、実際にはどうなんでしょうか。来店や問合せの数を分析してみると実際に浮かんできます。
過去3年間の引合データで検証してみる。
4月は新しい季節の始まりで何かとバタバタしそうな雰囲気がありますが、僕のいる建築業界にいたっては必ずしもそうではないようです。下記の折れ線グラフですが、2014~2016年のある店舗の引合い(お客さまの来店や問合せ数)を1年間単位でみているグラフです。
建築業界では2,8が悪いなんて言う言葉があり、2月と8月は業績がよくないなんて言いますが、毎年2月は比較的問合せが多かったりします。ただ日数が短い為契約や工事売上が少なかったりします。
グラフを見て頂くと2月が多く3,4月は引合い数が落ちています。但し3月は年度末で工事量が多い為忙しかったりします。
新規の問合せが少ない事に関して言うと3月は新年度の準備で忙しい。4月は新年度・新生活が始まったので忙しい。よってお客さんの数が減っているのではないかと推察をしています。
新年度がらみの業種の方は忙しいのだと思いますが、どちらかといえば緊急性の低い僕らのような業種は4月は動きが悪いように感じています。
毎年山があり、それぞれ2月、5月、7月、10月辺りが山となり、12月はぐんと数が減っていきます。
(グラフの2014年の10月は引合いの経路を一つ閉ざした為数が減っています。)
データ分析は面白いですね。毎年の傾向が読み取れるし対策を打つことができます。僕らの業種の場合引合いから契約までが2か月弱かかるケースが結構あったりするので、契約数の増加は、おおよそ1か月から2か月ほどずれて上がってきます。
大体11月12月の引合い減少に伴い1月、2月の契約数が下がり2月の引き合いが3月4月の契約になり5月の引合いでまた頑張り6月がまた谷で7~10月で数字をかなり作るという形になります。年末が決算になるので期初は毎年重苦しい立上りになります(笑)
それでこの谷間となりうる期間にチラシやイベントを打ちなんとか数字を増やそうと試みているのですがなかなかうまくは行きませんね。
忙しい時期、人が動かない時期に無理な流れを作りより、自然の流れに任せるがごとく人が集まる季節により一層の集客を図るべきかもしれませんが、少人数の企業はなかなか踏ん張れないのが痛いところです。仕事をこなせる量にも限界があります。
そうなるとやっぱり何か画期的な企画を生み出し谷間に打てる戦略が必要となってきます。
今会社で新しい試みをしようと思っているので、それがうまくいけばまた発表をしたいと思います。まあこけたとしたら黙っておこうと思います。
分析をしてもなかなかそれに対する手を打つ、戦略を練るというのは難しいことだったりします。しかしながら、ああ毎年少ないなあと思っていても売上は増えて行きませんので何かしら行動をしてみるより仕方がありません。10戦9敗でも最後に1勝するかもしれません。
そんな思いで今年も悪あがきをしています。
みなさんも会社の分析してますか?
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