他人の目なんか気にしない。自分の価値は自分で決める!
社会人になったら自分の価値は周りが決めるんだぞ!
こんな言葉を社会人になるとよく聞いたりします。
よくある自分の価値は自分が決める。いや周りからの評価が大事でしょ。
と言われるところですが、自分の評価基準を決定するのは意外と難しかったりしますね。
自分の評価を決める物差しは確かに存在していて、それは自分が決めるものでもあり、周りが決めるものである相対的なものだと思います。
評価基準とは仕事となると与えられた目標に対しての結果というのが一番分かりやすい基準です。
簡単に言えば自営業者やフリーランスで働いている人などは、自分で目標を設定してそれに対してどれだけ達成をしているのか。
自分自身で全ての評価を下す事ができますね。
気にしなくていいところ
しかしながら会社員・サラリーマンなどは会社から与えられた目標があり、そこへの達成率で会社は評価をします。
社員の現状の能力が必ずしも正しく査定されて適性な目標でない事も多々あります。
現状の自分では絶対に無理な目標を与えられてやはり達成ができない。
そして「あいつはできないやつだ。」とレッテルを貼られてしまう。
そんな事ではやる気や自信を失ってしまうだけですし、会社は会社都合でのみ目標を設定する事は本来は間違っていると思います。
適正を見ながら目標を設定する事。それを達成させる事。
そしてそれを評価してあげる事が必要なように思います。
周りからの評価というのも人間性などは評価されてしかるべきとは思いますが、仕事に対する目標設定はしっかり考えないと、出来るスーパーマンだけが評価が上がりその他の人はしぼんで駄目になるだけですので注意したいところです。
気にしてちょうだいよ!
一方で自分の価値は自分で決めるというのも割とやっかいな一面を孕んでいますね。
「自分こういう人間なんで、そういうのはちょっと無理ですね~。」
という自分の価値というか、自分はこうだという主張が強い人は扱いが難しいんですよね。
興味があることだけを頑張る。他人を助ける事はしない。人の意見は聞かない。
いやいや、そういう事じゃないでしょ~
売上至上主義となってしまうとそこだけが評価の対象となってしまい、それに乗っかってしまって周囲に対しては何の気遣いもないとか、さもすると俺の足を引っ張るなよ。という人が現れたり。
一方でやることが出来ていないのに俺の評価が低すぎる。改善を求めるという人も出現したり。
ワンダーランド状態になってしまいますね。
自分の価値は自分で決めればいいとは思いますが、周囲の環境があって自分がいる。
という意識を少し持っていただいて周りから見た自分。も少し自分の価値基準の
バランスがとても大事
どちらも一方的な評価によって自分の価値を決められたり、決めてしまう事はとても危険です。
評価の基準のはバランスがとられていて然るべきであると思います。
基準を一つに絞ってしまうとその事でしか評価しない。一つがダメだから全部ダメ。なんてことになってしまうのはどちらにとっても勿体ないですね。
彼はここはダメだけとこっちの方面には素晴らしい能力を持っている。
一方会社に対してもこの評価基準はちょっと納得いかないけど、ここでは評価してもらっているからまあいいか。
と、どちらも多面的に物事みながらバランスを取りながら互いも自分も評価していきたいところです。
今、会社から評価をされずに怒っている人や、困っている人、弱っている人もたくさんいると思います。
ここは自分で自信があって、もっと評価されるべきだと思っている人もたくさんいると思います。
必ずしも能力が認められなかったり、その能力は今の会社ではあまり必要とされないスキルかもしれません。
自分で自分を評価するという事。
自分の価値とは今いる場所によって変わるものです。
営業会社にいて営業職なら受注をすることが会社からの評価になりますし、デザイナーならいいデザインを作る事が価値基準になります。
友人関係もしかりかもしれません。あの子は面白いから一緒に遊びに行きたい。あの子はグルメに詳しいから今度の食事会に一緒に行きたい。
面白い、詳しい事が評価されています。
周りからの評価というのは常に何かしら基準があってそれについてどうなのかという判断がなされます。それは否応なくされてしまうものです。
しかしながらそこが本当に自分が評価してもらいたいところなのかを選ぶ事は自分でできますよね。
自分が評価されたい所では無いところで評価をされているのだったら気にしないという選択肢は全然ありだと思います。
個人の変な自信やプライドなんてものはあまり格好いいとは思いませんが、勝手な評価基準によって勝手に低評価されているのも癪にさわりますよね。
一度冷静に、客観的に自分の能力やいまやっている仕事を、自分自身の会社での評価を振り返ってみて自分が一番輝ける場所を探してみるという作業をしてみるといいかもしれません。
自分が本当に評価されるべき場所で楽しくいられるといいな!
と思いこんな記事を書いてみました。
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