最近では電気代もお値打ちで長時間使えるLEDの照明がエクステリア業界でも主流になってきています。
長時間使えて、電気代も安い。
いいことばかりのLEDの照明ですが結構早い段階で点かなくなってしまこともあったりします。
LED照明を使う際、特にエクステリア(お外)で使うライトについてちょっと気にしておいた方が良い事を書いてみます。
寿命は40000時間と言われているけど。
4万時間ってどれくらいでしょうね?
1日あたり8時間照明つけておくよ。
といった場合ですと、
40000÷8=5000日間
5000日÷365日=13.6986年
13年は使える~♪
と思っていると1年半とかで使えなくなってしまう器具がチラホラあったりします。
え??
ってなりますよね。
しかしながら電装品の保証期間って実は1年間だったりします。
4万時間って言ってたよね?と言われても1年間しか保証期間がありませんので、交換とかしてくれないんです。
LEDの基盤自体はしっかりしていても他の要因(ショート・漏水など)で点かなくなってしまう事も多少ありますのでご注意ください。
1年の保証過ぎてしまってなんともできないとなると次は電球交換しようかな?
となるわけですが、
交換できないLED照明がある
例えばエクステリアメーカー タカショーのセンサーライトをカタログで見てみますと、
少し見づらいですが、写真の下あたりにLED交換不可の文字があります。
電球タイプではないので交換できません!
このタイプは万が一点かなくなったら本体ごともう交換するしかありません。
グランドライトなどの地中に埋め込むタイプの照明や、器具自体が割と小さめの商品ですと交換不可の商品が比較的多く存在しています。
こんな感じの照明やなんかはLED交換可となっていて、
これには交換用の電球の設定があります。
さらには
こちらの製品。
カタログを見ると、
LED交換可となっています。
12Vのローボルトはご自分でも交換できますが、100Vタイプの器具の場合は要資格となっています。
こちらは電球ではなく、モジュールという基盤のようなものを交換する形になっています。
12Vのものなら自分でもできますが、ちょっと交換が面倒だったりします。
照明器具を選ぶ際にはなるべく電球タイプを選ぶと後々が楽です。
ただ、かっこいい照明器具は交換不可が多かったりするんですよね・・・
その場合は長く使える事を祈りながら購入しましょう。
100Vか12Vかを確認しましょう。AC、DCも
LED照明は基本的にローボルト(12V,24V)の弱電を使用します。
家庭用の電源100Vから12Vに変える変圧器(トランス)を使って12Vに変換してから照明器具に電気が送られる仕組みになっています。
器具はこんな感じの商品となっています。
中に線を接続するところが4ヵ所ほどありこの商品で行くと合計35W分の照明器具が付けられます。
12Vに変圧するだけでなく明るさセンサ(明暗センサ)がついていて暗くなったら自動点灯。そして点灯してから何時間後に消灯するといったタイマーもついています。
さらに常時点灯できる回路と明るさセンサの回路と2回路あるので、ずっと付けておきたいところと暗くなったら点いて欲しいところを分ける事もできます
一旦コンセントにこのトランスを差してしまえば後は資格がなくても好きな場所に照明器具が設置できます。
一方100VのLED照明は照明器具自体の中にトランスが組み込まれています。しかしタイマーなどは設置されていないのと、設置に資格がいります。(コンセントに差すだけならいりません。)
複数の設置が結構手間です。
照明器具を買われる際は100Vなら100Vのもの12Vならトランスと12V照明器具を間違わずに買うようにしましょう。
またトランスや器具にはAC(交流)用とDC(直流)用と分かれていますので、複数の照明器具を購入される際は気を付けないと点灯しない可能性があります。
今はほとんどDCのものが多いですが、たまにAC製品がありますのでご注意を。
楽しいライティングライフを
DIYをされる方は少ないかもしれませんが、専門業者に頼まれるにせよ高いお金を払ったのにすぐに点かなくなってしまった。しかも電球交換じゃなくて本体丸ごと交換しないといけない。
とか悲惨な事になったりしないように最初に少しだけ知識があると良いかと思いこんな記事を書いてみました。
40000時間本当にずっと点いてくれれば最高ですが、2年くらいで点かなく商品が少なからずあるのが現状です。
お庭やバルコニーなど照らす明かりは癒されたり、楽しかったりしますので、みなさん楽しいライティングライフを送って頂ければと思います。
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